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ケネス・ワプニック博士の教材で学んだとしても、私たちはコースを歪曲する

それが難解で地道であったとしても確実な道を歩むべきです

コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)を学ぼうとするとき、誰もがその教えの難解さにぶつかるといえます。

そんな私たちにとって、コースの思考体系(形而上学)を理解していく上でもっとも助けになるのが、ケネス・ワプニック博士の教材だといえます。

とは言いましても、実際のところ、ケネス・ワプニック博士の教材ですらも理解するのが難しいと言わざるを得ません。

それゆえに、何が起きるか?というなら、

たとえケネス・ワプニック博士の教材で学んだとしても、私たちはワプニック博士の解説ですらをも歪曲、矮小してしまうということです。

コース学習者の私たちはそういうことをしてしまうのだということを知っておくことはとても大事だと言えましょう。

ときに、自分はケネス・ワプニック派だと自称しながらも、ワプニック博士が教えていることを学ぼうとしてないどころか、まったく的外れたことを伝えているコース・ティーチャーがおられたりするのを国内、海外に問わず見受けます。

もちろん、コース学習の歩みにはそれぞれの理解のプロセスと段階があるので、そういったコース・ティーチャーの方々を否定できるものではありません。

申し上げたいのは、コースの学びにおいて、手っ取り早い、分かり易い、ということはけっしてあり得ないということです。

たとえそれが難解であったとしても、地道に、しかも繰り返し繰り返し学んでいくほかありません。

私たちは自分勝手に都合良く解釈すること、歪曲することが得意なのだということです。

そう、まさにワプニック博士こそが、そういうことを私たちに伝えてくれていると言うことができます。

それが、私自身がワプニック博士の教材を通して学んできたことでもありますし、コースを学んできて実際に実感していることだということです。


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