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孤独感、絶望感、欠乏感、疎外感、虚無感、みじめさ、、、というものを感じるとき

私たちの機能(はたらき)とは?

孤独感、絶望感、欠乏感、疎外感、虚無感、みじめさ、、、

そういったものを感じるとき、

その感覚こそが「神から分離した」その瞬間の経験をしているのだと言うことができます。

つまり、原初の瞬間を私たちはこの時間の中で何度もただ再演しているだけにしかすぎないということです。

コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)は、そのことについて次のように述べています。


毎日、毎分、刻一刻、あなたは恐怖の時間が愛の座を奪ったあの一瞬を再び生きているだけである。(T-26.Ⅴ.13:1)

奇跡講座/中央アート出版社


ですから、コースの実践において私たちは動揺するたびにその形而上学を思い出していくということです。

つまり、動揺するたびに、「神から離れて、神の子ではなくなった」という考えを自分に教え込んでいることを認識していくということです。

そして、そのたびに、自分に与えられたこの世界での機能を思い出すことです。

この世界での私たちに与えられた機能とは何か?

というなら、「赦し」です。

つまり、「幻想を真理に運ぶ」「闇に光を当てる」「闇を光の下に運ぶ」ということをしていくのがこの世界での私たちの機能であるわけです。

平安ではない、あるいは、満たされてない感覚を感じるとき、そのたびに内側の感覚に光を当てていくならば、やがて、それが「愛の呼びかけ」であることが分かるでしょう。

自分の内側に正直になっていくならば、

「誰か助けて!」「でも、誰も助けてくれない!」

という愛を求めて懇請しているのを認識することができます。

助けて欲しいのは誰か?

というなら、自分です。

そして、助けることができるのは誰か?

というなら、他の誰でもなく、やっぱり、自分です。

それというのも、そもそも自分以外には誰もいないのですから。

それは、自分はけっして被害者ではないことを意味します。


私は自分が見ている世界の被害者ではない。
今日の主題概念は、 あなたの開放宣言の序文である。(W-pI.31.1:1)

奇跡講座/中央アート出版社


それが「愛を求める呼び声」だと気づいたなら、どうぞ、その声に耳を傾けてあげてください。

その声に耳を傾けていくなら、「つながり(joining)」を思い出していくことになります。

それは、本当の自分との「つながり」であり、すべてとの「つながり」であり、愛との「つながり」です。

自分の内側へと向かうとき、自分はただ自分自身から離れていただけだったと気づくでしょう。

そのとき、自分は、ただ自分自身を拒絶していただけだったと気づくでしょう。

救うのも、救われるのも、自分です。

癒すのも、癒されるのも、自分です。

たったひとりの神の子(神のひとり子)が、自分は救われていないという妄想を信じているだけなのだと分かるでしょう。

神のひとり子こそが、自分(あなた)です。

それが、聖霊(正しい心)が私たちに教えてくれていることです。

「赦し」の実践を通して、私たちはそれを学んでいるということです。

そして、それがこの世界での私たちの機能なのだということです。

私たちがこの世界の中で唯一していくべきこととはその「赦し」なのだということを忘れずにいましょう。


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