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無理して感想を言わなくていい 7/19(月)

もちろんルックバック読んだよね。

暑くて朝5時に目が覚めて、二度寝するか迷いながらスマホ触ってたら藤本タツキさんの新作読切が公開されてることを知った。軽い気持ちで読みはじめたが最後、もう二度寝なんてできる状態じゃなかった。読んだ人の感想ツイートやはてブのコメントをチラッと眺めた後、もう一回読んだ。で、そのルックバックの感想なんだけど、特にないです。ないっていうかなんも思いつかない。
凄いな、、と衝撃を受けたことは確かなんだけど、その先の言葉が出てこない。

最近は漫画にせよ映画にせよ、面白い作品に対して解像度の高い解釈や考察、ほとばしる熱い感想をネットにあげてる人は多いから、作品を楽しんだ後の余韻をさらに深めることができて最高だよね。シンエヴァがまさにそうだった。エヴァに関しては感想ブログ読みたさの方が勝ってたくらい。でもそのせいで、自分が抱いた感情を言語化せずに人の感想を読んでわかった気になり、自分の頭で考える力が落ちてしまう現代病も発生しているらしい。

今回ルックバックの感想が出てこなかったことについて、最初は自分ももれなく現代病だなと思った。けど、よく考えると多分違う。最終的に感想がないことはあり得るんじゃないか?抉られて、掻き乱されて、色々な感情が湧き出た結果プラスマイナス0になって無になることはあるはずだ。穴を掘って埋めたところは一見何もしてないのと一緒だけど、きっと違う。答えがたまたま0なだけで、途中式はびっしりあるはずだ。読み終わった後、結局なんて言えばいいかよくわからない。でもルックバックを読んでる時に感じた胸の痛みは絶対に嘘ではない。それだけできっと十分だ。無理して感想を言わなくたっていい。

おわり

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縦スライダー🥎

また明日〜

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