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【大人から習い始めたピアノ】20241012 2025年以降に向けての新曲選びが進んできました



【ひと区切りの発表会を終えて】

10月5日、仙台での発表会で、(他にもたくさんの曲を並行してきましたが)2年近く頑張ってきたラフマニノフ 「楽興の時 第3・4番」は、ひと区切りをつけることにしました。これからは、この2曲はレパートリーとしてさらに深めていきたいと思います。

楽興の4番は、まだまだ深める余地がたくさんありますが、40代半ばから習い始めたピアノ、8年目でここまで到達できたのは、私としては本望でもありますし、ピアノに関しては、とても自分にフィットする先生とついに出会えたことで、勢いのある成長ゾーンに入ってきたなと感じています。


次、11月には、私だけの持ち時間だけで1時間くらい弾かせていただけるピアノ友達主催のリサイタルへの賛助出演の舞台があります。

そこでは、現在のレパートリーと舞台初出しの仕上げ中の曲を併せて全10曲くらい弾きます。この回はたくさんの曲を人前で弾くことに耐力をつける練習と捉えていて、たぶんクオリティは高く望めないと思いますが、頑張りたいと思います。

【11月賛助出演 暫定プログラム】
坂本龍一 「andata」
スカルラッティ ソナタ K.466
スクリャービン エチュードop.2-1

ドビュッシー 「版画」全曲
「塔」
「グラナダの夕べ」
「雨の庭」

パスカル・ヒメノ
演奏会用リズムエチュード 第1集より
第1番 「ファンキー」
第3番「ボレロ」

ラフマニノフ 「楽興の時 op.16」より
第3番 ロ短調
第4番 ホ短調

夏の時点ではラヴェルのソナチネ全曲も弾きたいと思っていましたが、まったく掘り起こし練習時間が取れず今回は断念😅

【2025年以降に向けての新曲選びを進めています】

11月の本番以降は本番予定も空いてくるので、2025〜26年の新曲をいろいろ仕込んでいきたいと思っています。

2024年もいろいろ並行練習を進めてきましたが、本番に乗せることもイメージしつつ、曲決めしています。

年代も曲のタイプ(いろいろな作曲家、速いorゆっくり、パッセージ系or和音系)もバラエティ豊かに練習した方が良いと思うのでその辺のバランスが難しいです。

私の場合、1曲を音楽的に仕上げるまでにとても長い期間がかかるので、遠回りにならないように一手一手を一生モノと思い決定打で打っていきたいんですね。

そんな中、いくつか有力候補決まってきたので以下、挙げます。

マルチェロ作曲 バッハ編 「オーボエ協奏曲ニ短調 第2楽章 」

この曲は比較的短期間(3ヶ月程度)で音楽的な仕上げまでもっていき、バッハ=ケンプ編のコラール前奏曲のいくつかと併せてレパートリーにしていきたいです。


【フランク「前奏曲、フーガと変奏曲」(バウアー編)】

※↑の楽譜は私が練習しているバウアー編ではなく、ペアン編曲版です。ペアン版の方が前奏曲の譜読みは格段にしやすかったです。

この曲を舞台に上げるのはかなり先になりそうと思い、これまでは毎日「少しずつで触ればよいや」くらいの気持ちで付き合ってきましたが、この2週間程度で俄然この曲に取り組む気力が上がってきて、本腰入れて取り組むことにしました。


【坂本龍一 「The Seed and The Sower」】

坂本さんの曲はライフワークとして、多数弾いていきたいのですが、今期の気分として急浮上してきたのが、「戦場のメリークリスマス」OST起源のこの曲。
ポピュラーな感じが薄く、どちらかというとプロコフィエフやバルトークのような打楽器的な現代音楽感も漂いつつ、ラストには美しいメロディが現れる、展開がとても面白いなぁと思っています。そして勝手ながら「私らしい選曲」かなとも。

【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード 1-2 ブレリア、1-4 サルサ】

第2曲のブレリアはもう譜読みは済んで弾き込み練習中で、2025年初から、1〜3番のセットで舞台に乗せ始めたいと思っています。
並行して4番のサルサも練習して、第1集コンプリートの野望の歩を進めていきたいです。

【プロコフィエフ 4つの練習曲 op.2 (全曲)】

これから数年がかりになると思いますが、新曲の本丸はこの曲集にしようかなと思っています。

3年くらい前にプロコフィエフの「サルカズム op.17」をやりかけたことがあったのですが、普段あまりクラシック音楽を聴かない人に聞いていただくケースを考えると、「サルカズム」はちょっと難解過ぎるかなぁ、と思い、決して有名な曲ではないですが、このエチュードの方がプロコっぽさも全開だし、率直に心に刺さる強さがあるので、これはやり甲斐があるなと思い、選びました。

おそらく私的には3番が鬼門かなと感じています😅

いわずもがな、4曲ともどれもたいへん難しい曲ですが、「練習曲」であるので、舞台に出せる映え楽曲を仕上げていきながら、同時に高度なテクニックの練習にもなるので、一挙両得かなと思っています。

【ラフマニノフ 楽興の時 op.16-1】

前述のプロコフィエフを1曲ずつ取り組んでいる間のどこかで、ラフマニノフ 楽興の1番も取り組みたいです。将来的には1〜5番までを弾けるようになりたい(6番だけどうしても弾きたい気持ちになれず😅)

とりあえず、まだ古典〜ロマン派、あと大好きなドビュッシー&ラヴェルがごっそり抜け落ちてますが、引き続き検討してバランスの良い日々の練習メニューを組んでいきたいと思います。


【私の連載が掲載された Garden & Garden 発売中です!】

私の連載「創造的 NEW GREEN GARDEN」第3回 が掲載された雑誌 「Garden & Garden vol.91」が近日発売です😊

今号と次号の2回にわたる記事の後編です。
前後編併せて多くの方のご高覧いただけましたら幸いです。


最後に私 太田敦雄の著作や掲載誌をいくつかご紹介します。
2024年1月16日発売(本記事執筆時点では発売前)のガーデニング雑誌「Garden&Garden vol.88 (Spring 2024)」。
巻頭特集「風景ガーデニング」にて、私 太田敦雄 / ACID NATURE 乙庭 を8ページにわたり掲載いただいています。私の設計案件の中でもこれまで一般誌で解説紹介していない2つの住宅を実例に写真豊富に、自分が思い描く植栽風景を形にしていく思考のコツなどについて解説しています。私のページ以外も人気ガーデナー、ガーデンデザイナーさんの多様な植栽事例をお楽しみいただけます。



私と、おぎはら植物園の荻原範雄さん、フローラ黒田園芸の黒田健太郎さん・和義さんご兄弟との共著作「グリーントータルプランツブック」。前半の1/3を私が執筆担当しており、実例も交えた植栽論と植物の解説をしています。


私の最初の著作本「刺激的・ガーデンプランツブック」は、出版社のご都合で現在絶版となっていますが、この本に書いた内容も含めて、今後の出版物に盛り込んで、なんらかの形で情報としてこれからも手に入るようにはしていきたいと思っています。


noteの「乙庭植物図鑑」では、これまでの著書では解説していない植物も積極的に取り上げていく予定です。
自分だけの特別なお庭造りの参考になれば幸いです😊✨



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