【植栽家の日常】20230913 案件多重すぎてさすがにキツかった1日
月末に大きなプレゼンを控えていて、今日はその設計をスケッチレベルで完成させるべく、早朝からめっちゃ頑張って予定通り午前で仕上げました。
私にとっては規模が大きく内容的にも難しい案件なので、これだけでも集中し過ぎてかなりヘビーだったのですが、午後は別案件の現調、会社に戻ってすぐにまた別案件の重めなzoom会議で、さすがに思考することが多岐に渡り過ぎて、マルチタスク特有の脳疲労と早朝からの集中と緊張の連続で、かなりグッタリでした。
それに加え、明日までにかなり独創性の高い作品の制作に向けての打ち合わせ用詳細案と資料をまとめなくてはならなかったりとか、案件が山脈のように連なっていて、まだまだ息が抜けないですが、私にしかできない仕事を任せていただけるというのは、かけがえのないありがたいことなので、引き続き頑張りたいと思います!
いろいろ慌ただしい1日でしたが、ピアノのコンクール演奏も私の代わりはおらず、私自身にしかできないことなので、先日の一次予選の結果はまだ届いていませんが、通過している前提で二次地区本選以降の楽曲を中心に練習も進めました。
今日のピアノ練習覚え書き
ウォーミングアップ
反進行のスケール ♭4〜6個の長短6調
ツェルニー30番 17、18番
【初見練習 ドビュッシー 映像 第2集より「そして月は廃寺に落ちる」】
今日は3〜5ページを読みました。
運指やペダルが詳しく記載されていて読みやすい中井正子さん校訂の実用版を使いました。
【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】
ファンキーは、ゆっくりのメトロノームで間違えないように弾く練習。
ボレロも、毎日ほぼ同じですが、超ゆっくり楽譜ガン見で間違えないように弾く練習。
【ベートーヴェン
創作主題による32の変奏曲】
テーマから第21変奏まで弾きました。
【ショパン バラード第2番 op.38】
今日はお休み。
以下、コンクール曲の練習。
【スクリャービン エチュードop.2-1】
この曲は、かれこれ2年くらい弾いていますが、やっとスクリャービンらしい雰囲気が出せるようになってきました。
たった2ページで技術的にもそれほど難しくないと言われている曲ですが、聴かせる演奏として仕上げるにはとても奥が深いと思います。
和音と多声部の展開が終始続くので、暗譜のキープが意外と手強いです。
【コンクール用の新曲2曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」】
前出のスクリャービンをメインに、大人っぽく、多彩で、かつまとまりのあるプログラムにしたくて熟慮して新曲2曲を選びました。
モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。
この曲は概ね暗譜70%くらいの進捗度でしょうか。
3ページの楽曲ですが、私的には2ページめの暗譜がまだできず、そこの攻略が今後のキーになりそうです。
ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。
ゆったりしたテンポの中にも拍を感じられるように、リズムをカウントしながら合わせるレッスンなどをしました。
前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。
決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。この曲も概ね雰囲気や音色を捉えて演奏はできるようになりましたが、暗譜がまだまだな感じです。
【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】
願わくば、2024年年明けのコンクール本選決勝はこの2曲を弾きたいなと思っていて、二次の3曲に続いて弾きました。
3番はまだ楽譜ナシで演奏するのは怖いですが、感情をこめた表現の方はかなり練れてきているかなと思います。
4番は中間部の6小節以外は暗譜ができて、なんだけどその6小節の中のたった4小節が私にはとても暗譜が難しく、暗譜の面ではそこで苦戦しています。
4番全体でいうと、やはりまだあまりスピードが上げられず、時間がかかってしまうのが問題で、規定の演奏時間内におさめるためにはさらなる習熟が必要です。
とはいえ、かつては「こんなに難しそうな曲ゼッタイに弾けない」と思っていた夢のまた夢のような曲なので、それがなんとなく手中に入ってきているというのは、私の人生における快挙だなと、改めて思いました。
地道な努力って実を結ぶものですね。
【ドビュッシー 版画より「塔」、「グラナダの夕べ」】
コンクールの一次「グラナダの夕べ」でエントリーし、年内のピティナステップでは「塔」を弾くことにしたため、この2曲を暗譜で本番モードで通す練習。
午後はグラナダの動画収録をしました。
福間洸太郞さんのギターライクな表現がとてもスペインの雰囲気が感じられていいなと思っています。