【植栽家の日常】20230708 鎌倉にて植栽設計案件の現場打合せなど
今日は群馬を早朝出発し鎌倉で建設中の植栽設計案件の現場打合せ。今回も出発直前30分でドタバタとプレゼン資料をまとめるADHDあるあるでした😅
建築家とはこれまでリモートでヒアリングを重ねていて、図面を基に植栽のコンセプトやイメージをまとめ、私的には今日が初めて実際に現場を見る機会となりました。
詳細にはまだ明かせませんが、とても規模の大きな住宅で、ほぼほぼ全てにおいて「私がこれまで見たことのない」異様なスケール感と個性が際立った存在感が不思議かつ面白いなと思う案件です。
現場には予定より早く着いたので、敷地周辺の環境や植栽を散歩がてら観察しました。
私が本件で印象的に使いたいなと思っていた植物もも敷地周辺で特徴的によく見られて、自分の案への確証も深まったり、また周辺の住宅がストリートに面して何をどう植えているかなども自分の眼で観察できてとても有意義でした。
意外と小さな街区くらいのエリアで、ドレスコードみたいに住宅の植物のセレクトや植栽の組み合わせに特徴があることも多くて、こういう「本には載っていない」現地情報や空気感をリサーチすることって、設計する上で結果に表れてくるんですよね。
短い時間でしたがめっちゃライブな情報収集ができました。
源頼朝のお墓が気軽に歩いて行ける範囲内だったのでついでにプチ観光も😅
このお墓のある山の樹木が、樹齢を感じさせる巨木ばかりで、歴史が醸成する風格に凛とした刺激をいただきました。
今日の私は杉の枝分かれ部分あたりを、ある理由から注視していました🌲
そんなこんなで現場に戻るとちょうど建築家も到着したところで、まずは現場で模型と実際のスケール感を対比させながら全体概要を説明して頂きました。
その後、ぐるっと現場を一周、隣地との関係性や場所ごとの要望を設計いただきながら視察しました。
そして現場事務所で現状の私のコンセプトやアイデアをまとめた素案資料をもとに建築家にプレゼン。
案のコンセプトはとても気に入っていただき、この案を実現に向けて育てていく方向で話がまとまりました😊
まずはこれで進む方向が定まったのでひと安心。この後は施主さまへのプレゼンに向けて設計を具体化していきます。
ちなみに屋根を支える構造の模型が美しかったです😊
帰り道、浦和で開催中の、私の師匠や同門の先輩も出展している生け花展も見学しました。
なんだかんだで鎌倉ってやはり遠くて、帰宅したのは夜でした。そういえば今日はランチ抜きで活動してました😅
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