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【WORKS】天神山のアトリエ (2010)

竣工から11年たった2021年夏の屋内の様子


建築設計:藤野高志 / 生物建築舎
植栽設計:太田敦雄、松島哲雄 / ACID NATURE 乙庭
竣工  :2010.12
2013年日本建築学会作品選集新人賞 受賞

竣工から数ヶ月経過した2011年春。植物の成長が明確に分かるように樹木は小さい苗木で植栽している

建築設計事務所 「生物建築舎」のオフィスアトリエ。鉄筋コンクリート打ちっぱなしの建築(静物)に対し、四季折々の変化を遂げていく植物(生物)の同時多発的な変化をドラスティックに対比させることで、身近に・当たり前のようにある生命や季節など森羅万象の存在や移り変わりをより強く感受できることを意図した植栽計画。人間の動線に沿って、オフィス空間にはレモンユーカリなどシトラス系の香りのする葉の植物、プライベート空間にはクチナシやジャスミンの花の沈降する香りというように、視覚には現れない「香りの動線」を設えるなど、五感を駆使して生活を楽しむことができる建築・植栽空間を目指している。

竣工当初 2010.12
pen 2011年 11/1号  表紙掲載
2012.06撮影
2012.06撮影

↑竣工から8年。 2018年7月の様子

TOTO通信2022新春号。藤野高志、太田敦雄の対談記事、表紙写真掲載


2021年8月 TOTO通信掲載用の対談取材時の「天神山のアトリエ屋内」の様子



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