【植栽家の日常】20230715 植栽案件の打ち合わせなど
今日は、ある進行中の植栽デザイン案件について、本プロジェクトの協働設計者の方とのリモート打ち合わせがありました。
本件はコンセプトもほぼまとまり、より具体的なデザインの思考も進めているのですが、どうも私は言葉で考えてからでないと手が動きにくいタイプのデザイナーで、まだ絵的な資料に落とし込めておりませんでした😅
そんなこんなでリモートの時間が迫る中、まずはたたき台として、急遽、超やっつけのイメージスケッチを数枚作成して、打ち合わせに臨みました。
提出したのはパッと見、「なんのこっちゃ?」なヘタヘタのイラストなんですが、もう大体のイメージは共有できている方との打ち合わせなので、これに説明を加えれば話は通じます。
これら数枚のイラストで私が本件でやりたいこととプレゼンに使う絵のイメージはリモートのお相手には伝わるので、今日の打ち合わせはこれでツボは押さえて話が進みました。
文章も図版もそうですが、相手との情報共有度合いや相手の理解度に応じた資料づくりって大切ですよね。
私は建築学科卒で建築も好きなので、建築雑誌や建築家の著書などもよく読みますが、正直「無駄に小難し過ぎる」文章に出くわしたりしてゲッソリすることがあります。
大したことないことを大袈裟に捏ねくり回してたりとかして、読んでて煙にまかれている気分になったりします。簡単なことさえも分かりにくくしか伝えられないのって、思考がまとまっていないか、文章が機能的にデザインできていないってことではないでしょうか。
私は、難しい概念でも分かりやすく説明できるのが賢いということだと思っています。
「分かりやすいし知性や創造性も伝わる」案や資料づくりを心がけたいですよね😊
それにしても、超ギリギリまで思考してからアウトプット作業を始めるのは建築学生の頃からのクセでややADHDあるあるかも😅
とはいえ考えをよく練る分、エッジが効いた案が降りてくるのが私の強みのようで、このスタイルで卒業設計も学内1位をいただき、設計した植栽案件も各種いろいろ受賞してきたので、いつも締切との綱渡り感がスゴいですが、私には合ってるデザインの進め方なのかもしれません。
今回は協働設計を引き受けてくださったガーデンデザイナーさんにご迷惑かけられないので、コマメにプチ締切を設けて粛々と着実に進めております😊
良い庭が創れますよう引き続き頑張ります!
以下、今日のピアノ練習の覚え書きです。
ウォーミングアップ
スケール ♭系全調
初見練習
ジャズハノン 1、2
ジャズの基本が学べる教本とはいえ、クラシックのハノンのような機械的でテクニカルなものではなく、コードの響きや展開が美しく曲のような感じで気持ちよく弾けるので、弾いてて楽しくかつジャズのコードや進行やリズムも実践的に学べて良い本だなと思いました。
コンクールの新曲2曲
結構ムーディーな曲なので、演奏の味付けがキモになりそうです。
こういった曲でコンクールで勝負するためには、まずは一刻も早く弾けるようになって、表現にチカラを入れないといけないので、必死こいて練習しました。
2曲とも局所的に難しい箇所があるのでそこを重点的に部分練習
ツェルニー30番 11、13
レッスンで12が合格だったので、13の譜読みと練習に入りました。
バッハ 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 6番 BWV851
この曲は、私が弾くとぎこちなさ満点なので、スムーズに通して弾くことを意識して練習しました。
パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ
1番ファンキーは、速く弾き過ぎないようにして間違いを減らすように練習しました。
3番ボレロは大好きな曲なので、はやく弾けるようになって舞台に乗せたいです。
ベートーヴェン
創作主題による32の変奏曲
この曲はとても長いので今日は第22変奏から最後まで弾きました。
ショパン バラード第2番 op.38
今日は最初から4ページめまでを弾きました。
ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番
この2曲もそろそろ舞台に乗せる準備で、本気モードで取り組んでいます。
2曲の通し練習と4番をメトロノームで全体のテンポを揃える練習。
あと4番の苦手な中間部を暗譜もしたいのでかなり時間を割いて細切れに解体した部分練習。
ドビュッシー グラナダの夕べ
コンクールに向けて本気練習しています。
この曲は、ゆったり静かな曲ですが、なにげに構造が入り組んでいて声部も和音の数も多いですし、それらの技術的な処理をしながらこの曲の気だるくエキゾチックな雰囲気や揺蕩いながらもいろいろなシーンがを現れて変遷していく様子を表現していかなくてはならないため、私的にはとても難しいと思う曲です。良い演奏ができるように頑張ります。
スクリャービン エチュードop.2-1
この曲もコンクールのどこかで弾きたいので、細かい表現にも気をつけて練習しました。