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【人生のほんの1日】20230606 生け花のお稽古 第3回め

今日は先月から習い始めた生け花の3回めのお稽古でした。

習い始めなので、これまで初等科の型を勉強しているのですが、今日は1年でこの時期にしか入らない季節素材ということで、師範課程の課題のひとつである花菖蒲の一種生け洋式花形を教えていただきました。

株でまとまっている花菖蒲の葉をいったんバラして美しく自然に見えるバランスに組み直して流派の洋式に沿って再構成するのですが、花菖蒲の葉先は新葉が出る内側に向かって少し先端が曲がっているのですね。

私も初めて知りました。この葉先「爪」の向きを決まり通りに組んでいきます。「秘すれば花」の部分ですね。

株元の横材は葉組が崩れないようにする作品製作中の仮設材です。
完成時にはこの横材は切って撤去します。

そのような葉組みを数組作り、それらと花菖蒲の花を合わせて流派の花形にしたがって生けていきます。

我ながら美しいバランスに生けられたと思います。先生からも褒めていただきました😊

花材を持ち帰り、家でも早速行け直しました。
一種類の花材で規定通りに生けるのですが、生け方次第で見え方も随分変わります。

シンプルだけどとても美意識を要求されるなと思いました。難しいですが、私的にはとても究道的な面白みを感じました。

【メディア掲載・出演のお知らせ】
「趣味の園芸 テキスト 2023年6月号」の番組連動ページ「稲垣吾郎 グリーンサムへの12か月③ ほしい風景を植物でつくる」にて私 太田敦雄が講師として執筆、6ページにわたり掲載されています。

2023年6月25、28日放送のNHK Eテレ「趣味の園芸」にもフルで出演します!



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