【人生のほんの1日】20230812 ピアノレッスンday
今週は先生のご都合で、ピアノレッスンがいつもの金曜午後ではなく土曜日に変更でした。
今日の午後は植栽案件のプレゼンと打合せが入っていたので、レッスンはその後、夕方からのスタートとなりました。
ちなみに植栽案のプレゼンの方はギリギリまで資料作り頑張った甲斐あり大成功で、施主様&建築家にも喜んでいただき、まずはめっちゃホッとしました。
私としてもとても面白い案だなと思っています。
建築の(改修)工事もほぼ終わっていて、今まで図面で見ていた建築の完成像も実際の空間で体験できました。
本件は窓から見える植物も含めた景色と、かつ敷地外からの視線をほどよくカットしたいという「見える」「見えない」の微細なコントロールが必要なので、今日は
実際に完成した窓からの眺めを全て確認することができて、案の施工に向けてもよりリアルにイメージを考えられるようになりました。
早朝から追われるような資料作りと緊張のプレゼンを終えてからの帰宅だったのでかなり脳もお疲れでしたが、楽しい趣味の時間なので、気分切り替えてピアノレッスンも頑張りました!
では、レッスン曲目も多いので弾いた順にじゃんじゃん書いて行きますね。
【ドビュッシー グラナダの夕べ】
今のところコンクールの一次はこの曲を弾こうと思っていて、暗譜で通しました。
脳疲労後のしょっぱな曲だったので今日はややミスが多かったのですが、音の美しさや世界観の表現はかなりできたのでよしとします。
続いて、コンクール二次で弾こうと予定している3曲。
【スクリャービン エチュードop.2-1】
今の暫定プランだと、この曲は、先生のお勧めもあり2次地区本選の1曲目に弾こうかなと考えています。
この曲と新曲2曲をセットで3曲弾くので、2次はいつにも増して緊張度が高くなりそうです。
このスクリャービンに関しては今週は、「自分だったらこう弾きたい」という表現付けをかなり練習していました。レッスンでは大体それを再現できて、先生からも私らしい個性が表現から伝わってきてとても良いと好評いただけました。
【コンクールの新曲2曲】
そして今のところ、先のスクリャービンに加えてセットで弾こうと思っている、今回のコンクール用に選んだ新曲2曲。
先週のレッスン以降、2曲のうちの1曲をドビュッシーの小品(まったくの新曲)に切り替えたため、ここ数日はこのドビュッシーの譜読みと、もう1曲 スペインの作曲家の作品の弾き込みが練習の主軸になっていました。
ドビュッシーの小品は3段譜でやや譜読みが面倒でしたが、基本、私がとても好きな曲調なので、比較的すんなり導入できそうです。譜読みから3日めくらいの演奏でしたが、先生からも「この曲はもう表現もかなりできているのですんなり弾けるようになりそうですね」とのことでした。
作曲家が異なる3曲セットで弾いてプログラムとしてチグハグではないかがとても気になっていたので、先生的にも予定している演奏順で実際に聴いてもらいました。
この選曲・曲順でとても洗練されているしとても太田さんぽくもあるし、そしてこの組み合わせで弾く人は他にまずいないので、攻めてる感じがあっていいですね、とのことだったので、これで演目は決定。あとは日々の練習頑張ります😊
【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】
願わくば、2024年年明けのコンクール本選決勝はこの2曲を弾きたいなと思っていて、今回からコンクール曲目扱いで、二次の3曲に続いてこの曲を弾きました。
今週1週間で3番の暗譜が結構安定度上がってきたので、少し安心できたのと、4番の暗譜があと中間部のみ残しになっているので、進度は私としては順調っちゃー順調かなと思います。
4番の中間部は臨時記号いっぱいで曲が目まぐるしく展開するため、楽譜ガン見でかつ慎重に音を読みながら弾くので、この部分だけどうしても遅くなってしまうのが目下一番大きな問題なんですが、つまり、暗譜ができてしまえば楽譜を慎重に読むタイムロスがなくなるので、とにかく中間部の12小節程度を完全に暗譜ができれば、あとは完成に向けてとにかく演奏を磨いていくモードに入れるかなと思っています。
【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】
ファンキーは、まだとてもたくさん間違えはするものの、ノリ的にはかなりよくなってきていて、先生も喜んでくださいました。
仕事も忙しくて、コンクールへの仕上げや新曲もやりながらこの曲を進歩させているのはスゴいと褒めていただき、めっちゃうれしかったです。
ボレロも、超ゆっくりではありますが、この曲っぽくは弾けているので、先生的には「太田さんの場合、雰囲気も音作りもできているので、この曲は弾き慣れてくればそれでほぼ仕上がりますね」とのことでした。
【ベートーヴェン
創作主題による32の変奏曲】
今日もテーマから第32変奏まで、コンプリートで通しました。
今週は第32変奏だけの練習を結構していたので、先週がボロボロだったラストも先週比でいえばかなりマシでした。
先生的にも「先週より全体的にとても進化していますね。(めっちゃ大曲なので)スゴい!」と喜んでいただき、うれしかったです。
仕事でもかなり疲れた1日のレッスンのラストでこの曲を通しで弾けたのは私にとってはかなりの快挙で、演奏に対する体力と精神力が随分と成長してきたんだなと思えて、その点もうれしかったです。
この曲は私的にはこれまでやった曲の中でも規模と難易度で最大級の曲なので、引き続き気長にじっくりと取り組んでいきたいと思います。
【ショパン バラード第2番 op.38】
先のベートーヴェンで、時間がかなり押してしまったので、今回はショパンはおやすみさせていただきました。
【今日のピアノ練習覚え書き】
ウォーミングアップ
左右に広がって閉じるスケール ♭系6調(フラット1〜3つまでの長短調)
ツェルニー 30番13、14