【人生のほんの1日】20230903 コンクール準備の動画収録など
今日は、設計案件の仕事をマイペースで進めたり、コンクールに向けての表現チェックのための動画収録などをして過ごしました。
いつも通りの時間に起床し、いつもより軽めのピアノ朝練。
開店の7時を待って、休日の朝食定番、ご近所のスタバでドリップコーヒーのベンティサイズを。
昨日は検診で半日つぶれてしまったので、今日の午前中は設計案件の作業を進めました。
とはいえ、今日は気持ちを忙しくしないで穏やかに過ごすモードで。
午後は、動画提出が迫っているコンクールに向けて、客観的に表現などをチェックするために、ドビュッシー「グラナダに夕べ」の動画収録をしました。
集中を切らさないように、ポモドーロテクニックを用いて30分ペースで収録と動画チェック、部分練習と5分間の休憩を繰り返して数本撮りました。
私の今の実力ではなかなかノーミスでは通せないのですが、表現の部分でいろいろ改良した部分はかなり良くなってきたように思います。
とはいえ、まだ気になる点がいくつかあるので、提出に向けてさらに磨いていきます。
【今日のピアノ練習覚え書き】
ウォーミングアップ
左右に開いて閉じるスケール #0〜3個の長短8調
初見練習
モンポウ 「モンジュイックの橋」
とても素敵な曲!7ページの曲ですが、今日は前半4ページを読みました。
【ドビュッシー グラナダの夕べ】
前述の通り、収録と部分練習。
主に中盤からラストに向けていくつかの難所があるので、その辺りをいつもよりかなり念入りに練習しました。
グラナダの夕べは、最近、福間洸太郎さんによるギターを模したような表現や特徴的な歯切れのよいハバネラのリズムの刻み方が気になっていて、参考によく聴いています。個人的には、福間さんのCDで聴くグラナダよりも下記YouTubeのプレイエルの古いピアノで弾いた演奏の方がさらにスペイン色が強くて好きです。
【スクリャービン エチュードop.2-1】
暗譜で本気通しを数回。前回ホール練習したときの動画も見直して、子供っぽい表現にならないように、表現を吟味しながらの練習をしました。2次では小品3曲弾く予定なので、その演奏順での全曲通しも。
【コンクールの新曲2曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」】
前出のスクリャービンを主軸に、大人っぽく、多彩で、かつまとまりのあるプログラムにしたくて熟慮して選曲しました。
モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。
難所と思っていた速い下降形のアルペジオは結構攻略できてきて、次は暗譜がしにくいなと思っている中間部の弾き込みを意識して練習を進めました。
ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。
前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。
決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。
この曲はまだまだ身体と脳になじんでいないので、まずはとにかく引き込んで脳と身体に覚え込ませる段階です。
【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】
3番の暗譜通しと、4番はゆっくりと速めのメトロノーム設定で、ゆっくりの時は間違えずに、速いメトロノームでは拍に収めながら難しいパッセージも遅くならずに弾く練習。なかなかキツいです😅
【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】
ファンキーはあくまで自分比で結構弾けるようになってきたので、ゆっくり間違えないように練習
ボレロは、超絶ゆっくりのテンポで間違えないように通す練習。
【ベートーヴェン 創作主題による32の変奏曲】
今日は第32変奏だけに絞って練習しました。