【人生のほんの1日】20231027 ピアノレッスンday
※トップ写真は、乙庭の農場で今ちょうど色付いてきている黒実のムラサキシキブです。
【本番前のピアノレッスン】
今日の午後はピアノレッスン。
日曜日に本番を控えているので、本番曲も含めての濃いレッスンでした。
午前にいろいろ仕事を済ませてレッスンに臨みました。
今日のピアノレッスン覚え書き
今日は、直近の本番対策を含め手がけ曲フルメニューに近い感じのレッスンでした。
【ツェルニー 30番 26、27番】
27番は合格、26番はまだあまり練習できていなかったこともあり、来週に持ち越しとなりました
【2023年10、11月の本番曲を本気通し】
ドビュッシー グラナダの夕べ /
スクリャービン エチュード op.2-1
ドビュッシー 塔 /
ラフマニノフ 楽興の時 第3番 op.16-3
ドビュッシー 塔 /
スクリャービン エチュード op.2-1
以上3セットを続けて弾きました。
すべて高い集中度で弾けて、私としてもかなり会心の出来でした。
先生にも「すごく良かった! 太田さんがやりたい音楽がとても伝わってきて感動的でした」と褒めていただきました😊✨
【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】
今日はレッスン曲が多いので、全体的に今できる本気の演奏で各曲を通す感じでレッスンが進みました。
ファンキーは、まだまだ完全ではありませんが曲の雰囲気は出てきたので、1回通して、気をつける点をアドバイスをいただき、もう1回通しました。
ボレロはゆっくり丁寧に練習した成果が出て、比較的安定して通せるようになってきました。
【ベートーヴェン
創作主題による32の変奏曲】
先週比でかなりスムーズに通せました。私にとってはたいへんな大曲で、体力的・精神的にも通すだけで結構キツいのですが、少し滑走路から離陸状態になってきたように思います。
【ショパン バラード第2番 op.38】
時間が足らなくて今回はお休み。
【スクリャービン エチュードop.2-1】
同好会の発表会での演奏動画を見て反省点も多く見つかったので、より劇的な表現を深められるように意識しながら本気演奏しました。
先生的にもこの曲はかなりいい感じで安定的に成長が感じられるとのことでした。
【コンクール用の新曲3曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」、 ファリャ「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」】
11月のコンクールの2次地区本選では、前出のスクリャービンをメインに、コンセプチュアルなプログラムで、9分の持ち時間で小品を3曲弾きたいと思っています。
スクリャービン→モンポウまでは決まりで、3曲目はドビュッシーかファリャで迷い中でございます。
モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。
この曲は先生的にも「これはほぼ太田さんの音楽が出来ているので後は弾けるようになれば仕上がりですね」と。
先週からプログラム3曲目の候補としてファリャの「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」が急浮上してきたのですが、今からの新曲準備は間に合わない可能性も高く、それまで練習していたドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」の練習も継続しています。
この曲は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。
この曲もスクリャービン→モンポウからの流れで聴いてもプログラムとしていい感じで仕上がってきましたね、と。
単体で弾くというよりは、このセットでひとつの世界観を作りたいので、進捗としては順調かなと思います。
この曲は技術的に難しいということはありませんが、この曲の雰囲気を魅力的に表現しながら演奏するのはとても難しいと思います。
前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。
決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。
スペインの作曲家 マヌエル・デ・ファリャ「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」は、先週に急遽思い立ち、コンクール曲候補に挙がりました。
今週からレッスン開始です。
2回目のレッスンですが、まぁなんとか通せて、先生的にも「この曲は、すでに太田さんの世界観で出ていて、なんだかとても面白くなりそうですね」と。
まだ譜読みから日が浅く、私の新曲習得力だと相当頑張らないと2次地区本選までにはいい感じに仕上げるのは難しいと思いますが、2次で使わないにしてもいずれ舞台曲としてレパートリーにできそうなので、引き続き頑張りたいと思います。
もともとギターのために書かれた曲ですが、作曲者自身によるピアノ版があり、その版を弾きます。
この曲のラストでは、私が1次予選で弾いたドビュッシー「グラナダの夕べ」のラストのフレーズが登場するんですよ。
本コンクールでは、1次と2次も同じ先生が何人か重複で審査する場合があるので、1次2次を通して、ドビュッシーのグラナダで始まりドビュッシーの墓の捧げたグラナダで終わるプログラムを楽しんでいただけると嬉しいかなと。
この曲も練習と同時に暗譜を進めていて、1小節ずつ細かく練習しています。
【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】
次の本番ではドビュッシーの「塔」と楽興の3番を弾くので、今日は、まず3&4番を本気通し弾き、レッスンの最後に「塔」と3番を本気通しで弾きました。
4番は、ゆっくりですが、暗譜で通しました。
なかなか覚えられたなかった中間部も暗譜で通せて、全体の精度上げと表現を深めるステージに入ってきたと思います。
【ドビュッシー 版画より「塔」、「グラナダの夕べ」】
なので、今後の各舞台プログラム
「グラナダの夕べ」+「スクリャービン op.2-1」、
「塔」+「ラフマニノフ 楽興の時3番」
のセットで仮本番通しをしました。
グラナダの夕べは、福間洸太郞さんのギターライクな表現がとてもスペインの雰囲気が感じられていいなと思っています。
上の動画はドビュッシーの「グラナダの夕べ」とファリャの「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」を続けて弾いていて、まさに私のイメージにぴったりです。
【初見練習 リスト パガニーニ大練習曲 第6番 主題と変奏】
無謀にもこの難曲に手を付けてしまいました😅
今日は主題を読みましたが、テーマからして激ムズでした。