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【人生のほんの1日】20231103 母とお茶をしたりなど

【近所でひとり暮らしをする母とファミレスでお茶してきました】

今日は祝日なので、仕事は午後の早め キリが良いところで終わりにして、近所でひとり暮らしする80代の母を誘ってファミレスでお茶してきました。

本人がスマホ決済やタブレット注文など、時代の変化というか現代の便利な技術に、老人にしてはちゃんと着いていけてる割には、(極度の心配性で)「時代に置いていかれそうで、生き難さと恐怖を感じる」などというので、今日は近況のおしゃべりがてらファミレスのタブレット注文の体験演習をするのが主目的。

私の注文分(秋限定のミニマロンパフェ😊)も母にタブレット入力をしてもらい、セットドリンクバーをつけたりとか、今時のファミレスでの作法を実体験してもらいました。

たしかに、年を取ってからいきなり新しい技術の道具を使うのはハードルが高いと思うのですが、母には、知らないことをただやみくもに恐れるのではなく、新しい技術や道具を「使えれば便利」「使えれば自分の世界が広がる」と前向きに捉えてもらいたいなと常々思っています。

一般のお店で使うような道具の操作は、実際にやってみて本当に分かりにくいとか難しいということはあまりないですよね。母の場合はただ「みんなが普通にやっていることを知らないの恥ずかしい」とか「他人に教えてもらうのも恥ずかしい」とか、小さな見栄やコンプレックスが障壁になっているのではないでしょうか。

今日は私が教えながら実際の操作は母にしてもらい、注文タブレットの入力や、配膳ロボットが料理を運んできたら「完了」ボタンを押して返すとか、まぁ今時のファミレス体験演習をしました。

実際にやってみて母も「思ったよりも簡単なことだった」と分かり安心したようです。何を知るにも実体験に勝るものはないですよね。

あとは、一度知ったことを繰り返し行うことで「当たり前のように使える」ようになると思うので、「今度は同年代のお友達を誘って来てみて」とより実践的・自発的にタブレット注文外食を楽しめるようにも促しました。

それ以外のトーク内容も、「認知症になるのが心配」とか「草津温泉に行きたいけど、友達を載せてそんな遠くまでは行けないし旅館をオンラインで予約できない」とか「不安・心配」「できない」案件のオンパレードで、いつもの我が母あるあるなのですが、私的にも長時間付き合うと精神ヤラれちゃいそうになります😅

とはいえ、前向きに解決をしていきたいので、母にはまず『「不安・心配、できない」関連のことはすべて自分の頭で作り出している考え方のクセなので、最初は違和感を覚えるかもしれないけど無理にでも基本「できる」と考えるように』アドバイスしました。

「認知症が心配」の件は、私も先日読んでかなり参考になった下記の本を読むようにオススメしました。

kindleのファミリープランで私のライブラリーにある本を母も読めるようにしてあるので、知の共有ができてかなり便利です。

本の主な内容としては、40〜50代以降、脳の前頭葉を効果的に使って活性させていないと前頭葉が萎縮して脳の老化が進んでしまい、それが全身的な「老い」につながると。

そして誰もが等しく前頭葉が萎縮してしまうわけではなく、趣味をもったり人付き合いするなど、クリエイティビティや発信・感動・意欲といった刺激を前頭葉を与えることで前頭葉の萎縮が抑えられて脳を若く保つことができ、前頭葉の萎縮を抑えられるごく簡単な生活・思考習慣の改善策について詳しく紹介されています。

「旅館のオンライン予約や遠方までの運転が心配」な件は、極論してしまえばオンラインでの予約がむず難しいならば昔ながらの電話での予約もできると思うし、遠路ドライブは高齢者にはタイヘンだし疲れると思うので「電車と旅館の送迎バスを活用すれば辿り着けるので、あれこれ心配しないで楽しみながら行動を起こすように」アドバイスしました。


今日のピアノ練習

【ツェルニー 30番 25、26番】

25、26番を練習してあったのですが、レッスン開始時の先生との世間話が長引いてしまい、時間の関係上ツェルニーは割愛しました。

【リモートレッスン 2023年11月の本番曲】

今週末にピティナステップの本番があるので、先生とリモートでつないで、細かいチェックや曲の表現味付けをしました。

曲目は今月のステップとコンクールの2次で弾く下記2セットです。

ドビュッシー 塔 /
ラフマニノフ 楽興の時 第3番 op.16-3

ドビュッシー 塔 /
スクリャービン エチュード op.2-1

両方とも高い集中度で弾けて、私としてもかなり良い出来でした。

【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】

年末に向けてこの2曲を仕上げに近づけていきたいと思い、今週は毎日本番曲と同等に時間を割いてこの2曲を練習しています。

【ベートーヴェン 
創作主題による32の変奏曲】

第15〜29変装まで。

【ショパン バラード第2番 op.38】

5〜8ページまでを弾きました。


【スクリャービン エチュードop.2-1】

私としては、この2ページの短い曲の中で、ppからffまで音量の幅を大きく取って演奏しているつもりのなのですが、先週のステップの講評で「デュナーミクの幅がもっとほしいです」とのアドバイスをいただき、より劇的な演奏ができるように表現をさらに練りました。

【新曲の小品3曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」、 ファリャ「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」】

10月末までこの新曲3曲をコンクール2次の候補曲にしていたのですが、10月が仕事忙しく練習の進捗が思ったほどよくなかったのと、11月も急に仕事が忙しく展開する可能性も高いので、安全策をとって、すでに仕上がっているドビュッシー 「塔」、スクリャービン エチュード op.2-1で、手堅く2次通過に照準を合わせることにしました。

とはいえ、モンポウ、「燃える炭火」、ファリャの3曲は、選曲としてはとても私に似合いそうと思っていて、引き続き練習して、舞台に乗せていきたいと思っています。

ちょうど12月に私の家でインスタのピアノ同好会の弾き合い忘年会があるので、その時にお披露目できたらいいなと思っています。

モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。

この曲はほぼほぼ仕上げの段階に入っていて、暗譜と表現を確かめながら毎日数回の通し練習と苦手箇所の部分練習をしています。

ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。

この曲もスクリャービン→モンポウからの流れで聴いてもプログラムとしてひとつの世界観を作りたいので、まとまりと流れを意識しながら表現付けの練習をしています。
この曲は技術的に難しいということはありませんが、この曲の雰囲気を魅力的に表現しながら演奏するのはとても難しいと思います。

前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。

決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。
スペインの作曲家 マヌエル・デ・ファリャ「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」は、先生的には「とても太田さんっぽいし、これは舞台に乗せたら面白そう」と思ってくださっていて、私も楽しみながら練習しています。

もともとギターのために書かれた曲ですが、作曲者自身によるピアノ版があり、その版を弾きます。
この曲のラストでは、私が1次予選で弾いたドビュッシー「グラナダの夕べ」のラストのフレーズが登場するんですよ。

この曲も練習と同時に暗譜を進めていて、1小節ずつ細かく練習しています。

【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】

3番は今週末の本番に向けて、時間を割いて入念に最終味付けをしました。コンクールではなく、ピティナステップでの舞台初出しなので、ほぼ暗譜できていますが、一応楽譜を置いて演奏しようと思っています。

4番は、ゆっくりですが暗譜で通しました。
なかなか覚えられたなかった中間部も暗譜で通せて、全体の精度上げと表現を深めるステージに入ってきたと思います。
まだミスが多いので、雑味取りとテンポの安定が現段階での課題ですね。

【ドビュッシー 版画より「塔」】

今週からはグラナダの夕べは、メンテナンスモードで週に数回弾いて維持する感じになりました。長く取り組んだので、自分の表現でいつでも弾けるところまで練り上げられたと思います。

今月は2つの本番に乗せる「塔」を集中的に再仕上げ練習しています。
「塔」は、あらゆるクラシックピアノ曲の中でも最も好きな曲のひとつです。ピアノを習い始めて(だいぶ無謀にも)3年目からこの曲の練習をはじめ、途中何回も長い間が空きつつも、この4〜5年で数回の舞台に乗せてきました。

太田 敦雄 on Instagram: "ドビュッシー 版画 「塔」、3月末に開催される発表会に向けてのリハーサル動画です😊✨ ・ #休日の過ごし方🤗✨ 高崎芸術劇場ホールにて、笠原智廣ピアノアカデミーさまの発表会リハーサルでした。何度も同じ曲を投稿しており、失礼いたします😅まだいろいろ改善すべき点がありますが、ホールの音響やピアノの鳴り方も確認できてよかったです😊✨ステキなホールでステキなスタインウェイを弾かせていただき、光栄でした😊✨✨ 発表会に向けて引き続き精進いたします✨✨ ・ #ドビュッシー #ドビュッシー版画 #ドビュッシー塔 #debussy #debussyestampes #debussypagodes #インスタピアノ同好会会員番号77番 #ipdjp #インスタピアノ同好会 #大人ピアノ #ピアノ練習 #pianolove #pianostagram #instapiano #スタインウェイ #stainwayandsons #ピアノ練習記録" 54 likes, 3 comments - acidnature0220 on March 8, 2020: "ドビュッ www.instagram.com
太田 敦雄 on Instagram: "ドビュッシー 版画 「雨の庭」、3月末に開催される発表会に向けてのリハーサル動画です😊✨ ・ #休日の過ごし方🤗✨ 高崎芸術劇場ホールにて、笠原智廣ピアノアカデミーさまの発表会リハーサルでした。何度も同じ曲を投稿しており、失礼いたします😅まだ弾けてない箇所がありますが、ホールの音響やピアノの鳴り方も確認できてよかったです😊✨ステキなホールでステキなスタインウェイを弾かせていただき、光栄でした😊✨✨ 発表会に向けて引き続き精進いたします✨✨ ・ #ドビュッシー #ドビュッシー版画 #ドビュッシー雨の庭 #debussy #debussyestampes #debussyjardinssouslapluie #インスタピアノ同好会会員番号77番 #ipdjp #インスタピアノ同好会 #大人ピアノ #ピアノ練習 #pianolove #pianostagram #instapiano #スタインウェイ #stainwayandsons #ピアノ練習記録" 58 likes, 4 comments - acidnature0220 on March 8, 2020: "ドビュッ www.instagram.com

↑は、版画より「塔」「雨の庭」を初めて舞台に乗せた発表会のリハーサル動画です。

「塔」はシンコペーションのリズムとポリフォニーが私にはたいへん難しく、習得までかなり苦労しましたが、この曲が弾けるようになったことで、初心者の踊り場からより上級のステージに入れたように思います。

【初見練習 スコリク 「メロディ」】

ウクライナの作曲家 ミロスラフ•スコリク(Myroslav Skoryk)による、とてもエモーショナルで素敵な曲です。


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