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【人生のほんの1日】20230915 ピアノレッスンday

今日の午後はいつものようにピアノレッスンでした。

午前中は繁忙期の園芸店業務とプレゼンを控えてる案件の資料作り。それと、最近急遽新しく入った案件の現場から建築家とビデオを通話でつないで、リモートで建築の解説をいただいたり植栽箇所の現況などを見せてもらったりして、まずは概要を掴むことができました。

既に竣工していて、建築雑誌にも大きく掲載されたとてもカッコいい建築です。

建築家による独創的な建築に対するいくつも植栽デザイン案件が並行で進んでいて、それぞれに固有の独創的なコンセプトの植栽を考えなくてばならず、とてもタイヘンなのですが、頑張ります!

頭の中が大忙しな午前から、午後はピアノのレッスン。
今週はコンクール一次の動画提出が終わったので、いつもと違うスタイルで、手がけ中の全曲はやらず、年内のコンクールや舞台で弾く本番曲と、次に仕上げたいパスカル・ヒメノの演奏会用リズムエチュード ファンキーに絞って、各曲時間を割いたレッスンでした。

そんなこんなで今週のレッスン記です。

【ツェルニー30番 17、18番】

今週は仕事が忙し過ぎてあまり練習時間が取れなかったのに加え、17番は私的には激・苦手な感じの曲で、弾きながら、穴があったら入りたいくらいボロボロの演奏でした😅

一方、18番は私的には弾きやすく感じるタイプの曲で、18番は合格となりました💮

来週は17と19番をやります。

【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】

https://youtu.be/83UtxEQgpds

今週はボレロはお休みで、ファンキーのみ、仕上げのための詳細味付けレッスンをしていただきました。

曲を細分化して、間違えやすい箇所を抜き取りで弾いたり、細かいニュアンスを付けて弾いたりしたので、今日だけでも曲への理解が一層深まりました。

ジャズとかブルースのようなノリの曲なので、クラシックとはまた違った表現が要求されます。この曲を通して自身のピアノ表現の幅も広がりそうで楽しみに練習しています。

【ベートーヴェン 
創作主題による32の変奏曲】

今週はお休み

【ショパン バラード第2番 op.38】

今週はお休み。

【スクリャービン エチュードop.2-1】

この曲は年内のピティナステップやコンクールの2次地区本選などで弾く予定です。

メロディ以外の通奏的な8分音符の音数多い和音がより前面に出てしまいやすいので、美しいメロディを歌わせながら和音を音量や表情をコントロールするのが、なかなか深難しいです。 

今日のレッスンでは、この曲も細かくシーンごとの表情づけをしたので、それを本番でも実現できるように引き続き頑張ります。

【コンクール用の新曲2曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」】

コンクールの2次地区本選では、前出のスクリャービンをメインに、大人っぽく、多彩で、かつまとまりのあるプログラムにしたくて熟慮して新曲2曲を選びました。

モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。

この曲は概ね暗譜70%くらいの進捗度でしょうか。
3ページの楽曲ですが、私的には2ページめの暗譜がまだできず、そこの攻略が今後のキーになりそうです。

演奏内容的には「すでに太田さんが表現したいものが十分に感じられるように弾けてるので、技術的に問題なく最後まで弾き切れれば大丈夫ですね」とのこと。


ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。

この曲はまだ暗譜のステージに至らないのと、私自身、まだどう表現したいか固まらない部分も多いので、まずは物理的に淀みなく弾けるように練習を進めています。

前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。

決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。この曲も概ね雰囲気や音色を捉えて演奏はできるようになりましたが、暗譜がまだまだな感じです。「この曲も表現はすでにできていますからあとは暗譜で弾けるようにして、最後にもう少し味付けを整えるだけですね」と。


【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】

願わくば、2024年年明けのコンクール本選決勝はこの2曲を弾きたいなと思っていて、2次の3曲に続いて弾きました。

3番はまだ楽譜ナシで演奏するのは怖いですが、感情をこめた表現の方はかなり練れてきているかなと思います。この曲を練習しはじめた頃は、手の大きさ的にも掴むのが至難だった和音も気がついたら弾けるようになっていて、やはり継続はチカラだなぁと思いました。

4番は中間部の6小節以外は暗譜ができて、なんだけどその6小節の中のたった4小節が私にはとても暗譜が難しく、暗譜の面ではそこで苦戦しています。

今月はずっと入院のゴタゴタと超絶な忙しさが続いていて、私的には弾けるようにするために1番時間を割かなくてならない4番の練習にあまり時間を取れず、やや伸び悩み感がありますが、練習を続けていくとどこかでストンと加速度的に弾けるようになる臨界点が訪れるので、地道に頑張りたいと思います。

【ドビュッシー 版画より「塔」、「グラナダの夕べ」】

SNSの同好会の発表会を「グラナダの夕べ」でエントリーし、年内のピティナステップでは「塔」を弾くことにしたため、この2曲を暗譜で本番モードで通しました。

どちらの曲もレパートリーとして何回か舞台に乗せているので、先生的にも「塔」は久しぶりに聴きましたけど、以前細部まで仕上げた曲なので安心して聴けますね」と。

グラナダも一次予選のためにかなり磨いたので、少し前よりも格段に表現が増したように思います。

福間洸太郞さんのギターライクな表現がとてもスペインの雰囲気が感じられていいなと思っています。


その他、今日のピアノ練習

【初見練習 ドビュッシー 映像 第2集より「そして月は廃寺に落ちる」「黄金の魚」】

「廃寺」のラスト1ページと、難曲「黄金の魚」の1ページめを読みました。

映像 第2集は全て3段譜で書かれていて、左右どちらの手で弾くか迷う部分がかなりあるので、運指やペダルが詳しく記載されていて読みやすい中井正子さん校訂の実用版を使い読み進めています。

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