映画『アスファルト』
夕飯前にサクッと観れるものは……と思い、100分の映画『アスファルト』を観る。
フランスのとある団地を舞台に、三組の男女の心の交流を描いた映画なのだが、登場人物がみな個性的で掴みどころがない。車椅子生活になったばかりの初老の男性と看護師勤務の女性、昔女優として活躍していた(らしい)中年の女性と隣の部屋の十代の少年、NASAの極秘任務で団地の屋上に不時着したアメリカ人と団地住まいのおばあちゃん。少しずつ心の距離を近づけていく様子を、淡々と淡々と。『かもめ食堂』や『めがね』の監督、荻上直子作品のフランス版、みたいなかんじだろうか。
登場人物たちとあまりにも自分が重ならないもんだから、ちょっと入り込めない部分もあったのだが、登場人物のひとり、十代の少年シャルリ役の子が美少年すぎてすっかり見とれてしまった。リヴァー・フェニックスやティモシー・シャラメが持っていたような、大人になる前の少年独特の色気。キレイに成長するといいなあ。
今日はとにかく花粉がひどくて、容量オーバー。まいったマイッタ。
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