北海道日西文化協会

一般社団法人 北海道日西文化協会は日本とスペインのヒト、モノの交流を通して豊かな生活文化を楽しむために北海道・札幌に2021年設立・発足しました。

北海道日西文化協会

一般社団法人 北海道日西文化協会は日本とスペインのヒト、モノの交流を通して豊かな生活文化を楽しむために北海道・札幌に2021年設立・発足しました。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

若者だらけの無法地帯に放り込まれたおばちゃんの話

3年前 私、おばちゃん留学生 初夏から半年の予定で滞在していた。 これはバカンス客が増え始めたある夏の日のはなし これといって予定がないが朝はいつものように7時に目が覚める。 深酒しなければ朝はいつも気分爽快だ 昨日のビール&カツカレーを消費しようと健康的に軽く走りに行った そしてピソに戻って朝食を食べようと台所に行くと床が水浸し… また誰かの水こぼしてそのまま放置か、ハポンのおばちゃんいい加減にせんとおこるで~ とよく見ると 天井から雨漏りしてました 実際自分の住居で

    • 離婚旅行 いん ITALIA  その5 終わり

      7日目 傷心のローマ最終日 7日目  とうとうイタリア最終日 1週間もイタリアにいると 単純な私はもうずっとここに 住んでみたくなるほど イタリアの空気が気に入っていた。 朝から ボンジョルノ~の挨拶で行きかう活気ある街中 そして天気も本来の調子を取り戻したようで  からっと晴れた空の下のテラスで飲むコーヒーが うまい!どこで飲んでも  コーヒーは基本的にあまり好んで飲まない が 香りもうまい! そして コーヒーを待っている間眺めるおじさん達の笑顔が素敵だ!  その辺ぶらぶ

      • 離婚旅行 いん ITALIA その4

        6日目 バチカンの悲劇 ついにきたぞ!首都ローマ・そしてバチカン市国 今回の旅メインイベント バチカン美術館とシスティーナ礼拝堂  ここに来るために今回のツアーに参加したんだ、やっとこれた と 夫はゴホゴホ咳をしながらも 少しうれしそうにガイドさんの 説明を熱心にきいていた。 さすが、カトリックの総本山 バチカン美術館は見どころだけ駆け足で見学してもびっちり2時間かかり、どこもかしかも超満員   物売りや怪しい人も沢山 ジプシーのおばちゃん、遠足の子供にも小銭ねだってた。

        • 離婚旅行 いん ITALIA  その3

          5日目 フィレンツェで最高潮 夫は絶不調 5日目  フィレンツェではなんといってもルネサンス、ミケランジェロはじめ黄金時代の美術館巡り。 まずはウフィツィー美術館やドゥオモなど、メディチ家の豪華絢爛な 遺産を拝見、彫刻といえば彼!のダビデ君  どの彫刻も筋肉男の裸祭りで 筋肉好きの私には最高 気分上々 とにかく 街中至る所どこに行っても観光客がいっぱいで ガイドさんから カバンに常に手をかけて  スリに仕事させないように、と何度も言われた。 すると 思い込みの激しい夫

        • 固定された記事

        若者だらけの無法地帯に放り込まれたおばちゃんの話

        マガジン

        • スペイン
          5本
        • 海外生活体験
          4本

        記事

          母の日嫌い

          自分が母になってからはこの日がほんとにきらいだ。 なんとなく 腑に落ちない まだ自分の母や義理母が生きていた頃は 実家の母と義理の母に今年は何をプレゼントするか、と悩んでいた。 夫に相談しても え~ 何が欲しいか聞いてみれば~ と、全く責任感もない答えが返ってくるだけだ。 気持ちだけで十分よ、と言われるが 全無視してホントに何もせず、連絡も何もせずだったりすると 後から あら 生きてたの? とか 言われたことがある、から 真に受けないように気を付けている。   よく考えると

          離婚旅行 いん ITALIA  その2

          3日目 ベネチア 物売りにモテすぎる バス→高速艇に乗り換え 水の都ベネチアに到着 定番のゴンドラに乗れ、相変わらず天気はパッとしなかったが、いかにもベネチアっという風景にちょっと夫婦のテンションもあがり、夫の体調も少し回復した様子。 と、ゴンドラに乗った夫の横顔をみると 風景をみるのに気を取られて鼻水をたらーーーーと垂らしていた(´Д`|||) 『おとさん、はな!はなでてるよ、鼻かんで!』 現地のイタリアメンズ ゴンドラの船頭さんは 横縞シャツに首にバンだダナその他の方

          離婚旅行 いん ITALIA  その2

          離婚旅行 いん ITALIA  その1

          1日目 イタリア寒いって聞いてない 今回旅を共にするツアーの皆さんと成田で集合 一路イタリア北部の都市ミラノ・マルペンサ国際空港へ。 到着すると現地時間は夕方の17時  辺りは薄暗く 気温15度  天気はシトシトあいにくの小雨模様。 空港からでると外気が冷たい。 出発地点の北海道に戻ったような感じがした。  本日の予定はホテル到着のみ。 ホテル内で夕食を済ませ、明日からの観光に備えてゆっくりしたいところだが、夫が折角だから近隣を散歩したいという。 仕方なく外に出るのに付

          離婚旅行 いん ITALIA  その1

          離婚旅行 いん ITALIA

          *プロローグ  これは結婚後20年間、家族の中で機能的に建前的に夫婦としての役割を果たしてきた男女が海外という非日常の地で過ごすことで、改めてお互いの性格の不一致がはっきり露呈し、今後のそれぞれの人生を考え直すきっかけとなった旅行記である。  夫 50代 勤務医 人見知り 目の奥が笑うことは滅多にない内弁慶 趣味は歴史探訪。学会出張ついでの国内旅行が趣味であったが、最近海外旅行にも興味を示すようになった。 ロンドン、パリ旅行に独りで行った際、今まで本を通してしか見れなかった

          離婚旅行 いん ITALIA

          わざわざいきたいスペイン都市探訪  ラ・コルーニャ La Coruña 

          スペインの函館?食い道楽も大満足 海の幸を満喫するスペイン西部ガリシア地方の中心都市  ラ・コルーニャ La Coruñaのグルメ情報・お勧めレストランを紹介します  ラ・コルーニャはスペインの一番西に位置し、大西洋に囲まれています。 目次  ラ・コルーニャについて   ①グルメ情報・おすすめメニュー  ②おすすめレストラン・バルおすすめメニュー  ③現地への交通手段  ④まとめ ①グルメ情報 なんといっても魚介類です、魚介類苦手な方ごめんなさい。 げっぷしたら鼻から

          わざわざいきたいスペイン都市探訪  ラ・コルーニャ La Coruña 

          日本からスペイン(EU)へ犬・猫を輸出する手続きについて その2検疫所編

          3.ねねを動物検疫所に連れていく 羽田空港でおびえながら職員さんの運ぶカートからでてきたねね.... 私のスーツケースと共に今度は国際便の搭乗手続きをしなければなりません。 流れとしては 動物検疫を受けたあと搭乗手続きです 羽田空港で久しぶりに会う長男にくねくねしながら到着ロビーでしばしの再会。しばらくイチャイチャさせたいところですが、 色々と手続きがあるので  さっと排泄に散歩させたあと 動物検疫所前でケージに収め、 地元の獣医で書いてもらった ・健康診断書 ・輸出検

          日本からスペイン(EU)へ犬・猫を輸出する手続きについて その2検疫所編

          日本からスペイン(EU)へ犬・猫を輸出する手続きについて その1国内編

          こんにちは!ラブラドールのねねです 私は 2019年 3月に日本からスペインにやってきました! その時の手続きを説明します まず 確認が必要なことは以下です 1.自分のペットの現在の状態確認 2.渡航日決定と航空会社の決定 3.検疫所に連絡・web登録 4.輸送方法決定    自宅から国内空港まで   国内空港から海外空港まで 5.渡航日直前の健康診断と出国・入国書類準備 6.渡航 7.入国 大型犬 ラブラドールねねの場合の問題  ラブラドールの大型犬で体重25kgの

          日本からスペイン(EU)へ犬・猫を輸出する手続きについて その1国内編

          深夜2時 日本の娘から電話

          いつも突然の事件の報告や泣きながら自分に起こった不幸を切々と訴え、 私の自律神経を失調させる次女20歳から きょうも時差を感じる深夜に電話がかかってきた。 こちらスペインは夜中2時 ぐっすり気持ちよく犬と寝場所の取り合いをしながら平和に寝ていた。 また何事が起きたか、自転車で車にひかれて転倒したか、バイトの帰り道変な人につきまとわれたか、と飛び起きたが 笑いながらの弾んだ声に事故や事件でないことにほっとする。 本人曰く、  超リアル過ぎてマジ脇汗かきまくりなんだけどさ、ホン

          深夜2時 日本の娘から電話

          +6

          スペイン マドリード アト―チャ駅

          スペイン マドリード アト―チャ駅

          +5

          こいぬ が わがや にやってきた

          訳あって知人の仔犬ちゃんをしばらく預かることになりました。  ペロデアグア デ アンダルシアというスペインの南アンダルシア地方発祥の犬種です ↑ 写真参照 https://www.perrodeagua.com/ 主に漁師の仕事や牧羊犬、狩猟犬として人間の補助をする為に飼われてきた犬種で、特徴はもじゃもじゃの毛と泳ぎが上手、ということぐらいしか知りません。スペイン人の認知度もそんな犬がいるらしい、フーンといったところ  秋田犬とか柴犬の方が今のスペインでは認知度あるんじゃ

          こいぬ が わがや にやってきた

          スペインの一般社会情勢について

          1、人口について 2021年現在のスペインの総人口はおよそ4674万人ヨーロッパ大陸の諸国のなかでは第6位。1位はロシアで1億4593万人 2位はドイツ8378万人3位英国、フランス、イタリアと続きます。 ちなみに日本の総人口1億2648万人はロシアにわずか届かず、けれどドイツより多い、ということになります。 参照元;https://worldpopulationreview.com/countries/spain-population https://www.worldo

          スペインの一般社会情勢について

          犬と海外に来てみた

          犬とのスペイン生活私の旅の相棒 ねねは現在9歳 メスのラブラドール 性格は天真爛漫で人好き犬好き。何より好きな事は食べること。 来たれ食いしん坊の国、スペインに本人の意思とは関係なく連れてこられてはや2年 飼い主の散歩に付き合い、行きかえりにバルやカフェのテラス席でほっとひとやすみ、たまにおこぼれのパンを頂戴する楽しみを知り、体重も幸せも増量しております。 ラブラドールはじめての飛行機で海を渡る さて、上の写真は初めて国内線の飛行機に乗り、手荷物カウンターで再会した時の様

          犬と海外に来てみた