機械系の勉強で使った教材について
今までに自分が後期課程の勉強で使ってきた教材の個人的まとめです。指定教科書だった教材とかは結構省いてます。今後機械系に来る予定の人は参考までに。教材名(下線部)をクリックするとamazonページもしくは教材のあるホームページに飛べます。
流れ学(流体力学)
基礎から学ぶ流体力学(オーム社)
授業だと公式はササっとやって後は流れ自体をどんどん数式で解析させる演習ばかりだったが、これは公式一つ一つの説明と理解がメイン。正直授業(流れ学第一)の内容と比べると貧弱。というか内容的には授業内容の前段階でやっておくべき内容のような気がする。
はじめて学ぶ移動現象論(森北出版)
3Sの流れ学第二、熱工学第二、機械分子工学第一の大体の分野がまとめて勉強出来るので結構重宝した。説明も充実してるし自分は特に好き。特に機械分子工学第一の輸送論の参考書があまり見つからなかったので助かった。
機械力学
マセマ キャンパス・ゼミ 力学
マセマ キャンパス・ゼミ 解析力学
マセマ キャンパス・ゼミ 振動・波動
機械力学は内容的には大方前期教養の力学の応用。解析力学はラグランジュの運動方程式とか仮想仕事の原理とかをかじる程度なんで買う必要なかったかも。仮想仕事の原理なんかは確か機構学の教科書にも載っていたので。振動・波動も多少共鳴とかで読んだ程度だった。今までと違うのは質点系はあまり無く剛体系モリモリであること。
熱工学(工業熱力学、伝熱工学)
基礎から学ぶ熱力学(オーム社)
超わかりやすかった。内容がきちんと工学用なのでエンタルピーとかも扱っている。ただ授業(熱工学第一)では、特にサイクルのあたりでこの本の内容よりもう少し細かいところまでやるので注意。
例題で学ぶ伝熱工学(森北出版)
はじめて学ぶ移動現象論と併用してた(というかこっちを先に買っていた)。両方とも微妙に詳しい部分に違いがあるので分野によって見比べていた。
はじめて学ぶ移動現象論(森北出版)
熱工学第二(伝熱工学)の大体の内容はこれにも載っている。
材料力学
webノート(LMSで配られるやつ)
このwebノートが神(説明詳しいし何なら授業よりわかりやすいこともあるし例題練習問題も載ってる)だったのでこれをひたすらやってた。
機械分子工学第一
はじめて学ぶ移動現象論(森北出版)
輸送論パートはこれで勉強してた。ただ最初の統計力学パートと最後の溶液の熱力学パートの内容はこの本には載ってない。
奈良女子大?の授業pdf
ネットで検索したら出てきた。溶液の熱力学のpdf。
数学
マセマ キャンパス・ゼミ 常微分方程式
数学1Bの常微分方程式パートの大体の内容はこっちにも載ってる。が、授業の方が説明がわかりやすかった。
複素解析と偏微分方程式のpdf
これもネットで検索したら出てきた。東大の先生の授業pdfらしく数学2Bの授業内容とpdfの内容が大体同じ。何なら扱う問題も結構似てる。複素積分で積分路のとり方がわからなかった時に見てた。
マセマ キャンパス・ゼミ 複素関数
授業内容と比べるとポロポロ抜けがあったような記憶がある。
東北大の授業動画
応用数学Aの授業が複素解析の授業。のんびりした授業で少し気分に余裕が持てる。
制御論
どこかの大学の授業動画?
教科書読もうとして挫折してYouTubeで見つけた動画。内容は古典制御。
演習で学ぶ基礎制御工学(森北出版)
基本的な問題集。このシリーズは結構わかりやすくて好き。
わかりやすい現代制御理論(森北出版)
教科書自力で読もうとして挫折して買った。森先生の本はわかりやすいんだけど、何から何まで載っているというタイプの本ではなく、システム制御第二の前半くらいでこの本一冊分の内容終わらせてしまう。ロバスト制御とかH∞制御とかは載ってない。
ロボット工学
入門ロボット工学(森北出版)
2自由度系を主に扱っている。そんなに難しくない。
ロボット工学の基礎(森北出版)
物理的な意味や細かい部分の説明とかがそこまで詳しいわけでは無く、数式とその計算結果がそのままゴリゴリ出てくるので結構理解に苦しんでいる(現在進行形)。
プログラミング
東大のPython入門
Google Colaboratory でPythonの基礎文法が出来る無料教材。やった感じ多分ソフトウェア第一でやるレベルの文法はここに載ってると思う。
苦しんで覚えるC言語
おなじみの苦C。こっちも多分ソフトウェア第一でやるくらいの文法なら載ってると思う。