「こどもがすき」だけじゃだめだった
保育士筆記試験、無事に終了しました!
「無事に」なのかどうかはわかりません!ちょっといくつか怪しい科目が・・・あるので・・・だいじょうぶだといいな・・・
とりあえずひと段落、というところです。試験が近づくにつれ文章に向き合う余裕もなくなり、いただいているコメントにお返事したい気持ちと勉強しなきゃの焦りとでぺしゃんこになりそうでもありましたが、なんとか自分の中で一区切りつけることができました。それと、やっっっとゆっくり他の人のnoteが!読める!のが嬉しくてそわっそわしてます。ふふふ。
ひと段落した今だから、書き残しておこう、と思うんですけど。
人間、「きたるべきときって来るんだなぁ」なんてことを試験中に考えてました。私にとってこの保育士受験は、ひとつの節目かもしれないなぁ、と。
小さい頃から、子供と関わることが好きでした。親戚は自分より小さい子ばかり、母の知り合いのお子さんの面倒をまとめてみることもしょっちゅう。適職診断をやれば、必ず「幼稚園の先生、学校の先生」に適正が出る。
でも、いざ実際に進路を決めるぞ!という時期に「子供と関わる道」がその将来の候補に入ってなかったんですよね。親にも、友人にも「ヨウは先生向いてると思うよ!」なんて声をかけてもらって、私自身も興味はあった、はずなんですけど。いざ就活を始めてみても、全然そういった保育・教育にかかわる道を選んでなくて。
私にとっては多分、「こどもがすき」だけじゃ踏み込めない道だったんですよね。
人材コーディネーターとして働き始めて4年目のこと。偶然同じ時期に担当することになった、自分より少し若い2人の求職者さん。何もかもが対照的だったお二方との出会いが、私の中で「教育」に関する疑問と興味を連れてきてくれました。
「どういう育ち方をしたらこういう風になるんだろう」「今の教育現場ってどうなってるんだろう」「保育園、やっぱり足りないのかな」
「うわ、わたし、なんにもしらないな」
支えてくれていた恋人さんの存在、前職場で壊れかけていた精神、同時期に私を頼ってくれた、少しだけ若い2人の求職者さん。
いろんなキーワードが重なった先に「教育」がぽんと転がってたんです、
だがしかしここで気づきました・・・教育関連の専門学校に通っていたわけでもなく、そういう学部を出たわけではないので資格も何もない。今から改めて学校に入りなおすには予算的にも時間的にも苦しい。
さてどうする。
と、そういう状況で調べて見えてきたものが「保育士資格」でした。年2回の受験チャンス、独学で学べる環境、きっかけをくれた求職者さんのような人の力にもなれるかもしれない。
多分、私が教育にかかわるタイミングはここだった。
進学先を決めるあのときでも、就職先を考えるあのときでもなかった。紆余曲折があって、たどり着いた今だった。
「こどもがすきだから」だけじゃなくて、「今の子どもを取り巻く環境が知りたい」が重なった今だった。
ということを、試験真っただ中に考えておりました。
勉強した中で感じたこと、たくさんあります。思わず苦しくなってしまう現状や内容も、これはもっといろんな人に知ってほしい!と思えるような話も。
また少しずつ、ここに書き記していきますね。
100日は通過したんですがあと5記事だけ書かせてください……(勝手に距離伸ばして走りだす人)
延長1日目。あと4つ。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。何かあなた様の心に残せるものであったなら、わたしは幸せです。