漢字を簡単に覚える方法
新常識な家庭兄姉 アチハピ(家庭教師センター)代表 兼 講師の大悟です。
漢字を覚える簡単な方法はありません。難しいです。
ここで大切なのは、難しい→もうやらない、ではなく、プロセスのうちどのフェーズが難しいのかを考えて、力(りき)むところを把握することです。
何回も書いて練習するはムダ
まずは正しいプロセスを理解する必要があります。
ここで大切なのは、間違った覚え方を今日からやめることです。
「自分の名前の漢字を覚えるために何度も書いて練習した記憶はありますか?」
ないですよね。僕らはどうして確実に覚えているのだろうか。
それは、何度もアウトプットしているからです。
つまり、漢字は何度もインプットするより、何度もアウトプットした方が記憶に定着するということです。
今日からはアウトプットに徹しましょう。
ムダな勉強方法がわかったところで、正しいプロセスをお伝えします。
正しいプロセス
例えば、10問分の漢字テストが7日後にあると仮定します。
その場合の7日間の勉強方法はこちらです。
【1日目】10問分のテストをする→間違えたところを3回書く
【2日目】1日目と同じ
【3日目】1日目と同じ
【4日目】1日目と同じ
【5日目】1日目と同じ
【6日目】1日目と同じ
【7日目】1日目と同じ
1日10分です。これだけ聞くと、簡単やないかい!って思いますよね。
全てのプロセスがわかったことで、力(りき)むところが見えてきました。
漢字を覚える上で力(りき)むところ
上に示した最適なプロセスで力(りき)むところは以下の3点に集約します。
・何が起きても毎日10分継続すること
・覚え間違いをしないこと
・トメ、ハネ、ハライを意識して覚えること
漢字を覚える上で難しいのは、この3点が完璧に遂行することができないと覚えることができないことです。
そして 厄介なのは、親がどんなにこのこと子供に伝えても、影響率がまちまちだということ。なんなら、怒ってしまうと関係性悪化に繋がってしまうこと。
この厄介な問題を解決できるのは、子どもが漢字に対して当事者意識を持ち、主体的に行動するしかないです。(自分が痩せたいと思わないと、痩せることができないのと同じです。)
つまり、自ら勉強をする子にならないと難しいということです。
親御様が考えないといけないのは、「うちの子、どうすれば自分から勉強する子になるかしら」という、この一点に収まります。
それでは、今日も素敵な1日をお過ごしください。
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