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私じゃないほうが良い

私ではない方が良いです。私的にも貴方的にも。

自虐風自慢として受け止められても文句はいえない話なのだけれど、先日、1人の女性に好意を寄せて貰ってしまった。失礼な言い方になってしまったのだけれど自分としてはほぼ、災害に近い感覚というか、そんな感じだ。

私は自他共に認める自己肯定感の低いメンヘラなので常に人に嫌われたくないし褒められたいし好かれたいのだけれど、最悪な事にちゃんと身構えている時以外に恋慕の類の激情をぶつけられると気分が悪くなってしまう。しかも私自身は恋愛体質のクセにだ。最悪オブ最悪。最悪という概念の擬人化。脳みそがハッピーセットのオモチャくらいの品質しかないのか俺は。誰か殺してくれ。

責任転嫁をするが告白のされ方も悪かった。
朝6時半て、なんでやねん。
「仕事中なんだけど」を無視して酔いの勢いでって、なんでやねん。
岐阜の山育ちから「なんでやねん」を引き出すのはかなりなんでやねんの心持ちだ。

以前書いた「悪い癖」という記事や「幸せになりたくない人」という記事にも書いてあるのだが俺は自分がヒトモドキである事を理解してくれる人が好きで、その上でなお好いてくれる人が良いのだ(コレはかなり最低なワガママで俺は俺の欠点を全て理解して許容して愛してくれる人が存在しない事を知った上で言っているし、言う事の愚かさとみっともなさも自覚した上で書いている)

結局私はその女性の告白に、はぐらかすように謝って連絡を絶ってしまったし、出来る事なら「告白の甲斐のないゴミクズに恋をしてしまったな」と思っていてくれたら良いな。とさえ思っている。


俺じゃない方が良い。俺的にもお前的にも。
幸せになりたくない愚か者では幸せに出来ないし、なにより、ゴスロリの女の子と付き合うのはほんの少しだけ、怖い。




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