宇田川寛和@Gaiax |アパナ・マサラ
前職を新卒入社後たった3ヶ月で退職した2019年7月から1年半。 「スパイスカレー」の本をコンビニで手に取ってから、僕の人生は急展開しています。近頃は「カレー作ってるよね」と声をかけられることも増え、昔の同級生が尋ねてくれるまでになりました。 PORTOが僕のやくどころになりました。2020年2月からは、学生時代から通っていたソーシャルバーPORTOで月一店長として立たせていただきました。京橋での出張PORTOや、周年イベントでは、カレー王子としての「やくどころ」を作って
人は皆一人だと、小さいころに学んだ。人は離れていく、じっとしてられない、飽きる、隣は常に青く見える。どこにも行かないと思うから、人は依存する。そしたら離れられなくなっちゃうじゃないか。そんな迷惑をかけることは、僕にはできない。だから僕は一人になった。 一人って楽しい。遊ぶ邪魔もされないし、自分がやりたいようにできる。食べたいものを誰かと分ける必要もないし、計画はその通りにやり遂げやすくなる。別に教えられなくたって調べればわかることばっかりだし、自分がやるべきことは、自分が最
この記事では、コアキナイゼミPLOW編のコーチを紹介しています。 *コアキナイゼミPLOW編の詳細はこちら ▼コーチプロフィール・宇田川寛和(うだがわひろかず) 東京都北区赤羽生まれ。株式会社ガイアックス社内コーチとして、スタートアップから事業部長までのコーチングセッションを担当。キャリア支援サービスComnand"Nの運営兼コーチも務める。ソーシャルバーPORTOの飲食担当。品川店の昼営業を担当しています。 コアキナイでは、5日間でオリジナルカレーを作る教室『アパナマ
このnoteは2021年12月スタートの、自分自身の物語を生きるための自己探求プログラム「コアキナイゼミPLOW編」の告知記事です。 2020年よりコーチとして活動する側、複業でも起業でも転職でもない「コアキナイ」というライフシフトのあり方を探求してきました。「やりたいこと」で悩み葛藤する方々に伴走してきた人間として、コアキナイゼミ開講にあたる思いを綴ります。 *このPLOW編告知noteをお読みいただいた方向けの体験セッションをご用意しています。長めですが、最後までお読
「おばあちゃんはヒロくんの心にいてくれるようになるよ」 2021年5月の祖母の葬儀の最後に、宇田川家のおじさんがかけてくれた言葉だ。 私にとって祖母は、影響を一番受けている人のひとりである。祖母のとの関係性から痛みも生まれたし、祖母を見て自分の価値観や信念が育まれてもきている。その方がこの世を去るということは、私にとって一つの時代が終わったともいうこと。 祖母が亡くなるという体験を通して、祖母を思い出し、別れを受け入れられない時もあれば、ストンと実感できた瞬間もあった。
ライオンは、ライオンと思うと、いつまでたってもライオンにしか見えない。 ライオンと思ってみているの”怖がる”エネルギーが、その場に充満し、ライオン(と思われている人)はそのエネルギーを感じ取って、どんどん”ライオン”になっていく。 ライオンだって、求愛しあったり、誰かの子供として甘えている時期があったように、怖い以外の側面もある。 それが「あ、ライオンだ!こわい!」となると、それはもう狩りの対象へとなっていくのである。(まあ、純粋に食べたい、獲物が欲しい、といったのもあ
こんにちは。宇田川寛和です。料理人とコーチを生業としています。 <自己紹介noteはこちらに貼る予定です> 「宇田川さんは、好きなことで生きていますよね」 スパイスカレー屋をしていると、時々こんな言葉をいただくことがある。 好きなことをどう仕事にできるんですか?やりたいことがわかりません。 コーチとして社会を歩いていると、こんな言葉を呟く方と出会うことが非常に多い。「ライフワーク」「やりたいこと」という言葉を日常生活で見ることが増えた今、そうではない自分に悩む人は多
コーチとして活動し始めて早2年。コーチとしての私が何を大切にし、どんなセッションを提供していくのか、noteにて表明したいと思っています。 存在意義美しい生き様を世に残すプロセスを共にする 肩にはまった美しさではなく、醜いドスくろさももちわせた鮮やかなものが美しい。そんなことを岡本太郎が言っていたような気がしています。 美しさの例えがバラ。トゲもあり、色黒さもある。トゲがあるように、痛みや生々しさを感じるが、鮮やかな色とトゲ、柔らかな花びらを兼ね備えた全体にこそ、美しさ
おばあちゃんの死期が近づいている。末期がんになって早5年。驚くほど抗癌剤治療がうまく行っており、髪が抜ける以外の副作用もないまま平穏な時間が続いていたが、転移した影響か食欲が減っている状況が最近は続いている。 リンパへ転移をした時は、少し動揺した。なんだろう。身体が「ヤバイ」とメッセージを発するかのように、締め付けられる感じ。仕事をする上で隠したい部分ではあったが、正直抑えきれない時が数日あった。たまたま自分の職場はどんなことでもシェアしやすい文化があり、MTG前のスっと吐
コーチとして人と接していると、 「なんで仕事をしているのかわからなくなりました」 「これに自分なりの意味を見出せません」 という声を聴くことが多い。非常に多い。 高速道路を走るかのような毎日で、タスクや目標をこなしていると、「あれ、なんでこれやっているんだっけ?」と思ってしまうことは、コーチとして働く僕自身も、いろんな局面であることだ。 とはいえ、忙しい時に、この声に付き合ってしまうと、より一層仕事が進まなくなり、「なんでやっているんだっけ?」が「もうやる意味はない
「使命で動く」= ”IGNITING RESPONSIBILITY” 自分自身や会社の中だけ、他人事だとすますのではく、自身の責任範囲を広くして、社会全体のことを考え行動を起こしいくこと。 今、社内コーチやインタビワーとして働いているガイアックスのフィロソフィーに「使命で動く」というものがあります。 使命という言葉を聞いて、何も思い浮かべるでしょうか。 就活の時の「ありたい姿」「ビジョン」。 会社で設定する目標、なりたい自分像、10年後の自分。 最近なんかはOK
愛なき力は暴力だ。 しかし、力なき愛は無力である。 "I have a dream"のスピーチで知られる、キング牧師の言葉である。 愛と力は、ほとんどの場合で別物として捉えられる。力に重点が置かれていると、「自分のことを大事にしなよ」「それは本当に世界を救うのか」なんて言われるし、夢ばかり語っていて何もしない人には「何もできないやつが夢語るな」なんて力に押し潰される。いつだって愛と力は闘ってばかりだ。 僕はコーチとして、「愛と力」のバランスを人々にもたらすことを仕事に
「立ち止まろう」 人生に悩んだりした時に、「いったん立ち止まってみたら?」なんて言われた人は多いのではないだろうか。立ち止まってみると、今まで見えなかったものが見えたり、感じられなかったものが感じられるようになる。高速道路を走っていたら周囲の景色は見にくいけど、サービスエリアにはいったら、連なる山々や空気を堪能することができる。 ただ、簡単に立ち止まるなんて言えない機会に、最近多く遭遇する。立ち止まったら、いろんなことが変わってしまう。頑張れなくなる。今まで大事にしたもの
拝啓、見捨てることのない世界をともに作る仲間たちへ 「あなたの居場所はどこですか?」 この問いを心に当てた時、あなたは何を思い浮かべましたか? どこかのコミュニティ、オンラインサロン、バイト先、常連の居酒屋、旧友、シェアハウス。僕もシェアハウスに住んでいます。毎日7人と同じ蛇口から水を飲んでいます。 さて、この問いを心に当てた時、あなたの職場を思い浮かべた方はどれくらいいたでしょうか。居場所、コミュニティといった言葉が当たり前のように使われるようになって、多くの方が居
友人の勧めで、イモトケイタロウさんという方のブログを読みました。 その中で猛烈に響いてしまった言葉がこちら ペルーで受けたシャーマンの儀式を通して僕が学んだ一番のことは、僕らのおじいちゃん・おばあちゃんの世代が第2次世界大戦で経験した苦しみ・悲しみ・飢え・怒りの深さです。 その体験の記憶は僕のDNAに刻み込まれているらしく、儀式中にそのDNAがアクティベートされて、おじいちゃんが戦時中に経験したあらゆるネガティブな記憶が僕の意識化に蘇ってきたのです。 この言葉をみた時
久しぶりに平日に休みをとったので、いつもだったら絶対にやらないことに取り組もうと思っていたら、面白そうなイベントを紹介していただきました。 「ダイアログ・イン・サイレンス」 コーチとして少しずつ活動し出した僕は、名前をみただけで行くべきものだと察しました。当たり前のように言葉を聞いたり話したりできる僕は、「ダイアログなのにサイレンス?」という疑問を抱かざるを得ませんでした。 ちょうど前日のコーチングスクールで「言葉だけじゃない世界」の話をされたところでした。頭で感じるも