自分を知って、好きになる。 -ストレングスコーチングのススメ-
「もっとわかっている前提でいいですよ。
ものごとへの理解の解像度は高いです。だから自信を持って大丈夫。」
ヘラヘラしてるけど全てにおいて自信がない。中途半端で何も持ち合わせていない。強み?ねえよそんなもん、と会社の査定ミーティングのたびに思ってきた私に対してかけられた言葉だ。
目から鱗ってこういう時に使うのかもしれない。
***
最近、ストレングスコーチングを受ける機会があった。
「コーチング」というものに前から興味はあったけど、とはいえ自分が受けるとなると別にスポーツ選手でも経営者でもないしな…… くらいの認識だった。
今回縁があって受けたストレングスコーチング、控えめに言ってめちゃめちゃよかった! ので体験感想を書いていきます。
ストレングスコーチングとは?
ストレングスコーチングとは「ストレングスファインダーを活用したコーチング」のこと。まんますぎるので、「ストレングスファインダー」についてネットから説明を拝借。
ストレングスファインダー®は、アメリカのギャラップ社が開発した、人の「強みの元=才能」を見つけ出すツールで、Webサイト上で177個の質問に答えていくものです。 ... ストレングスファインダー®を受けると、あなたの中でその34の資質がどういう強さの順番で現れるのかがわかります。
https://strengths-labo.com/strengthsfinder/
自分の資質については、以前本を購入し上位5位を出したあと、ギャラップのサイトで残り29の資質の順位を確認していた。
昨年から参加しているコルクラボでは、コミュニティ設計の一つとしてストレングスファインダーを共通言語にしている。最近だと、代表の佐渡島さんがオンラインイベントで公開ストレングスコーチングを受けていた。
今回は、その時にコーチングをしていたりょうじさんのセッションを60分体験させてもらいました。
ちなみに、コルクラボにはストレングスファインダーの認定コーチが数名いて、その方のコーチングも受けさせてもらったことがある。他のコーチング資格を持っている人も複数。コルクラボすげえ。
ストレングスコーチングの流れ
コーチングの流れは人によって違うと思うが、私の場合は事前にストレングスファインダー(以下SFと書きます)のレポートと一緒に、「具体的な相談や課題はないんです、ただただ生まれてすみませんレベルのポンコツなんです〜」という救いようのないメールをりょうじさんに送っていた。
もはやただの冷やかしでしかないけど、そこは人格者のりょうじさん。優しく返信をくださいました。
それでは、全体としての自分らしさとか、それをどうやって活かしていこうか、とか、そのあたりがテーマになりそうでしょうか。
私の絶望的なメールをこんなにきれいにまとめてくれるなんて。もうこれだけで尊い……!
当日のセッションでは、はじめコーチから資質のフィードバックをしてもらい、その中で出た感想や質問について話を進めていく、という流れに。
最終的に、
・自分の資質、らしさについて
・今の仕事について、仕事外でやろうとしている活動(文章書きたいとか) についての相談
・チームや組織、コミュニティなど、他者との関わり方についての相談
これらについて話すことができました。
漠然とした不安や自信のない状態が言葉になって、課題として明確になる、というのもコーチングの魅力なんだな、と実感。
自分の資質について
ここで私の資質についてさらけ出しておきます。
こんな感じ。
「空気読めない! 」と言われ続けたこの人生、
「人の気持ちがわからない! 」と人とのコミュニケーションが苦手で、ぼっち街道を爆進したこの人生、
「共感性」 が一位、 だと……???
すでに不安である。
資質フィードバックについて
りょうじさんの、私のSF資質上位10個からのフィードバックがこちら。
1)個別化×共感性 + 分析思考(×ポジティブ)
相手がどう感じて、考えているかがわかる。
肌感覚(感情面)でも理詰め(ロジック)でも理解する。個別化があるので、ひとりひとりの両面をとらえている。
2)目標志向×規律性
実行力高く、本来あまり環境に左右されず、一人でもやりきる強さがある。
…… え、これはどこのすごい人のことですか。
めっちゃ褒められとる…… !!!
3)最上志向×責任感
頼りにされることが好き。共感性も高いから嬉しくて張り切っちゃう。
→ただ、自分としてやりたいことも手を抜けず、頼まれることと板ばさみになる傾向がある。
というか、全ての根っこに最上志向がある。ものごとのハードルが高い。いつも130%を目指しているからやりきれない感があり、その結果、自分を追い込んでいる。
…… おおおおおおおう。 (心臓痛い
■まとめると:
本来やりたい、やりたくないの判断がはっきりしており、わき目もふらず突っ走ることができる。無駄なことは捨てられる。
ただ、共感性と責任感があるので葛藤がある。責任を果たさないのはわがままじゃないか、迷惑をかけるんじゃないか、とアクセルとブレーキを同時に踏んでいる、だからしんどくなる。
でも、両方持っているのがらしさ。どちらを踏むかを適宜選ぶ、意識できるようになってくると自分に対するコントロールができてくる。
そして前提として、ありもしない架空のすごい人と比較してしまっている。上位10位の4つの色のバランスよいよ、ポンコツなんてことないよ。
ストレングスコーチまとめ
この60分間、なんだろう…… 、ずっと褒められていた気がする。
ポンコツで飯食ってる身としては(←違う)、戸惑いつつも照れくさいような、不思議な時間を過ごしました。
そして身に覚えのある心臓を貫く数々の指摘。私の心の高嶺の花子さん、出てこいや…… !!!
改めてまとめると。
ストレングスコーチングは「才能」について話す時間なのだ。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう なのだ。才能と書いてじぶん。
小学生のお子さんはテストで書かないように気をつけてほしいが、才能とはじぶんなのだ。 じぶんを知るのが、ストレングスコーチングである。
りょうじさんは「らしさ」という言葉を使っていた。
らしさを知ったうえで課題設定と向き合い方について話すので、納得感をもって整理することができる。
また前述のとおり、漠然とした不安や自信のない状態を言語化され明確になる こともひとつ。
あと個人的に大きな気づきだったこと。それはコーチングでは、課題の抽出や選定、解決に向けての進め方を自分で決めるため、納得と安心がある ということ 。
突然ですが私はよく、「聞く気がないなら相談するな」と言われる。主に夫からw
自分に自信がないので(「自己確信」が最下位)悩んだり迷うことがとにかく多い。
でも勝手なもので、相談してアドバイスをもらっても、時にちがうと感じても「その通りにやらないとかな…… 」とプレッシャーに感じてしまうことがある。相談の中で軌道修正できず、上記の発言を呼び起こす。(もちろん、アドバイスを実践することがほとんどです!ほんとだよ!!)
それに対してコーチングは、理論と理解をもとに自分の考えを言葉として引き出してくれる、という感動があった。(つうかこの葛藤もSF資質で指摘されてるとおりや。)
そして、冒頭の言葉につながる。
長くなっちゃったのでストレングスコーチングのいいところ。
・自分を知って
・自分を好きになって
・自分について決めることができる
こんなかんじでしょうか。(りょうじさん、違ったらごめんなさい)
改めて、ストレングスコーチングのススメ
ストレングスコーチングを受けてみたい!という方はこちらからりょうじさんにお問い合わせしてみてね。どなたでも可能。予約待ちはあるかも。
↓↓↓
りょうじさんのコーチング領域はストレングスだけじゃなくビジネスコーチングなど幅広くございます。まずは相談してみてくださいね。
さいごに……
本体験ブログはあくまで個人の意見です。ストレングスコーチングに対してのご意見、お問い合わせはりょうじさんへお願いします。←
***
またnote書いたらTwitterで報告しますので、よければフォローお願いします!→https://twitter.com/achicotakahashi
マガジンも作って管理したいんだけど、マガジンタイトルが思いつかず進んでません。誰か相談させて(;ω;)