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網膜剥離手術から3年経ちました

2020年8月11日の網膜剥離手術から今日で3年が経ちました。
3年後の今日は猛暑日。涼しい入院病棟を思い出しては懐かしく感じる毎日です。

3年経った今の状況です。

毎日、会社まで運転して通勤しています。春に実家の隣に妹夫妻と住むことになり、車で約25分の距離を通勤することになりました。
夜に雨が降りそうな日はバス通勤です。

車は来年の春の車検には通せないとの見解です。そのため、行けるうちに行きたい場所へ行こうとしています。最近は気になったお菓子屋さん(結構遠方)や道の駅などへ出かけています。

合気道は続いています。今年の4月末に四級をいただきました。かなり遅いです。周りにも「うまくなったね」と言われて嬉しいのでなんだかんだとい続けています。

見え方ですが、だいぶ本当に慣れました。左右差はあります。左眼だけでは50cmくらい離した方が見える感じですが、右目は35cmくらいの位置なので、その差で時々悶々としますがそれも慣れたようです。手術した左眼の視力が上がっているようで若干眼鏡が合わなくなってる気もしないでもないです。もしかしたら老眼も入ってきてるのかな(笑)
合気道の稽古時は眼鏡をはずしています。無論はっきりは見えませんが稽古時はそれで慣れてしまいました。人の顔の判別は目よりも声や雰囲気で感じるように。たまに帯に書いてる名前が読めないですがまあそれは気にしない。

眼科には6週間ごとに通院しています。進行もしていないらしいです。っていうかちゃんと見えてるんじゃないかな、と思うくらいには緑内障中期後半と言われてもピンときてません。それより鳥目っぽいのをどうにかしたいんですけど。
階段が特に怖いです。下部分が見えづらいのでしっかり見ないとダメなこともありますが、階段のステップが同色だったり、レンガだったり、ハッキリとしたコントラストの違いがないと境目がわからず、踏み外してしまいます。ステップに段毎に色がついてたり、際に滑り止めがあったり、明かりがあれば問題ないです。先日Twitter(今はX?)で似たような悩みを呟いていた方がいらしてちょっと感動しました。

友人とともにキャンプをすることが増え、夜間の足元が不安なのが以前と違う感覚です。上から照らす街灯も強すぎると視界が遮られてしまうので、帽子は必需品になりました。星は見える!感動します。人工レンズってすごいw

あとは色の見え方はやっぱり以前より鈍くなった気がします。大きい小さいよりも彩度の違いとか色味の違いとかでよく人と違うことに気づきます。許容範囲だと思いますが。
あとは疲れると目の中の飛蚊症が増えます。仰向けになると「居ます」。朝起きぬけに天井を見ると割と多くてびっくりしますが時間が経つといなくなります。
光視症は相変わらずあります。モニターを見てる時や稽古で回転してる時とか、割と明るい場所で見えやすい気がします。

最近の悩みは特にないです。あるとすれば秋以降の雨天が増える時期は運転どうかな、慣れるかなということと、引越しどうしようかなということ。当初は早々に出ていく!と言ってましたが、なにせ家賃が高い!生活費が楽なのはやはり実家暮らし。あと甥っ子もかわいいし、猫もかわいい。アレルギーはたまになりますが気にしないようになりました。
でもやっぱり今いる場所はリゾート🏝️として、生活圏は会社の近くの方がいいのだろうとは考えています。まだ猶予があるので、まずは雪道訓練してからでもいいかなと思っています。

見え方について、3年経ってやっと慣れてきた感じがします。他の方々のレポートにもあるように、個人差のある問題ですし、1年で慣れる人もいれば5年経っても見えない方もいます。私もまだモヤるところはありますが、できずにイライラするより、代わりにできることに気づいて臨機応変に生活しようという気持ちが前より増えた気がします。稽古の教えも効いてるかもしれません。

入院中にお世話になった同室だったお母さんとたまにLineで連絡を取っています。今年はどこかで会いたいねと。まずは暑さがおさまった頃にと思っていますが楽しみです。

3年目の所感としてはこんなところです。


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