見出し画像

2021年8月11日 網膜剥離手術から1年経過

昨年8月11日に手術をしてから今日で1年が経ちました。

術後のだいたいの経過はこちらでどうぞ

この1年、違和感を感じない日は無く、それでも慣れるしかないと思い、いつしか違和感が当たり前になって今に至ります。

今現在の状態としては、前回の記事と大差ありません。特記するとすれば、

・暗い場所に目が慣れず、開いていると思って、実際は閉まっているドアに激突する。

・朝・昼の晴天時まぶしくつらいのでサングラス(オーバーグラス)している→しない時との疲労感が全然違う。

・よくつまづく→下を向いて歩いている。階段とくに。段差がわかりにくい。

・起床時、左側の視野が暗い(剥離した部分が広く感じる)

・目を使いすぎると左目の端に光が走る(光視症)

・PCに集中していると左側から近寄ってくるものに気がつかないことが増えた。買い物していると左側の人の姿がわからない時がある。→剥離より緑内障のせいかも?

上記は眼科の先生に言ってもあまりとりあってもらえません。そんなもんです、と言う感じ。そりゃあね、治ってるんですもん、治療上では(笑)

でもおかげで自分で考えて調べて納得するという自分なりの落ち着き方がこの1年間でゆっくりではあるけれど確立しつつある気がします。すべては受け止め方次第。以前と違うことにこだわって苦しむより、新しい視界に慣れてその世界を自分のものにする。すっきり、とまではいかないまでも受け入れられています。

最近始めたこと

これからこの視界をよりよく使いこなしていくにあたり、以前よく描いていた趣味のイラストを再開しました。(ツイッターで興味深いタグをみつけて参加しています。)

少し前までは歪みが酷いことと、距離感が掴みづらくてもやもやしていたのですが誕生日を迎え、心身ともに変化していくのを実感していく中でこれまでやってきたこと、やれること、やれないことの精神的な分別をしていきたくなって、自分が唯一できる自己表現を確かめたくなったというのが理由のひとつです。

画像1

描いてみた実感は、まずスケッチブックとの距離がちょっと掴みづらいけれど、鉛筆を走らせれば違和感はあれど長年やってきたカン?で慣れてきて着色も以前同様にできました。

この時使っているメガネは近距離用ですが、たまに疲れてメガネを外してしまいます。外した方が楽に感じることが多くなっています。実際、スマホをみたり、本を読んだりするときはメガネを外す方が観やすかったりします。たぶんクセでしょうね。

メガネについて

今の実感として、近距離用の距離感が合わなくなっている感じです。また調整してもらったほうが良さそうな気がしますが、いかんせんお金がかかる。もうすこし我慢します。

これからのこと

まだまだこれからも目の方は善かれ悪しかれ変化していくんだろうと思っています。その都度それに応じて生活をする、ただそれだけです。

けれどこのnoteを始めるきっかけとなった看護士さんの言葉通り、網膜剥離のことについて知らない方、不安な方が知る事で安心できることを私は実感しています。

情報が溢れて不安を煽るものが多いこのご時世ですが、情報に惑わされないことも大事です。自分の身体は自分で知って活かす意識で取捨選択していきたいですね。

今後もことあるごとにこの記載を続けていきます。まずは1年経過ということで。

いいなと思ったら応援しよう!