KLCCツインタワーからブキッビンタンへの徒歩旅行(前編)
2006年から2008年にかけて約2年、マレーシア🇲🇾で生活した。
住んでいたのは、マレー半島東海岸のクアラトレンガヌ という街であり、首都クアラルンプールには数か月に1回ほど用事で訪れていた。
クアラルンプールで人が多く集う場所はいくつもあるが、僕にとって親しみ深いところは、そのひとつは、ペトロナス・ツインタワーがあるKLCC地区である。
もうひとつは、複合商業施設や飲食店が多いBukit Bintang(ブキッビンタン)地区である。
この2つの地区は距離にすると1.2kmぐらい。
涼しい時間帯ならば十分に歩いていける距離なのだが、車通りの多いエリア(マレーシアの道は決して歩行者優先ではない)を歩かなければならない、ということで、何回も往来したことはあるが、とても疲れる印象だった。
「KLCCとブキッビンタンを結ぶ地下道なんかができたらいいのにな…」と思っていたのは、もう10年も前のこと。
それがなんと。
昨年、マレーシアに住む友人から、「KLCCとブキッビンタンとの橋ができたよ!」と、何とも心躍る一報を聞いた。
今回、クアラルンプールでほぼ1日過ごせる時間があったので、その橋を渡って「結ばれた」ということを実体験することにした。
KLCC⇨ブキッビンタンのコース。
8月10日土曜、夕方4:30出発。
伊勢丹もその中にあるモール『Suria KLCC』の中には、「ブキッビンタンへの橋」という表示はない。
何階から行けるのか…
果たしてたどり着けるのか、麗しのブキッビンタン。
(後編に続く)