インフレ デジタル大辞泉によると…
1 一般的物価水準が継続的に上昇し続ける現象。発生原因によって、需要インフレーション・コストインフレーション、発現形態によって、ハイパーインフレーション・クリーピングインフレーションなどに分類される。インフレ。⇔デフレーション。
3 ⇒インフレーション宇宙
無理やりにでも分かろうとすると。
日本は燃料不足、食料不足への不安を常に抱えてきた。更には労働力も不足してきているし、イノベーション、半導体、語学力や議論や説得、スピーチ力、危機管理力、通貨防衛も厳しいものがある。
そんな中で、地政学リスクも高まってきている現状がある。物価高を体感することも増えたし、節約への意識も出ている気がしている。
日本はもっと経済成長や競争力、労働生産性を高めよ!と言われて久しい。円安が進んでいる影響も大きいだろう。
シルバー民主主義と言われて需要が不足しがちになったり内向き後ろ向きの傾向もある。対処は簡単ではない。
CHIPS法の成立や電気自動車の関税などを見ても、ブロック経済的な様相も見られ、今後の太平洋やインド洋周辺の勢力図というのが注目されるのではないかと予想される。台湾、フィリピン、尖閣、沖縄、青森等々。
とりあえず株価は上がってはいるし、賃金も少し上昇。旅行先としての人気の高い日本は、仕事も真面目で親切でおもてなしもスマイルも無料。移民が少な目の割には、正社員は結婚や出産を選ぶ人もいるが…
マスコミや年長者の空気を必死に読んで、就職難の時は椅子取りゲームで席を譲る空気を読み、結婚や出産育児をバッシングし、女子大生やコギャル、援助交際、パパ活、不倫、DINKS、晩婚、高齢出産、卵子凍結が脚光を浴びてきた。朝晩のニュースでは性犯罪と虐待、詐欺のニュースを長い尺で流されているし、栄養失調レベルの体型で流行りのメイクをしたタレントさんやプロデューサーらが、ダイエットや脱毛を推奨している。
それでも、スポーツ選手の活躍を見ると、努力が報われた時の清々しさが半端ないし、困っている人を親切に救った人の話も多いというのが救いだ。
洋画や海外ドラマを見ていると、世界でもどこでも欲望や衝動に支配されやすい人が多いと気付かされる。活力というのは必要不可欠であるが、その誘惑は罠でもあり得る訳なので、舵取りや善良さというものを性善説だけではなく重視すべき時代なのでないかと感じている。