ボブ・オデンカークさんが気になる
アメリカの俳優さんで『ブレイキング・バッド』や『ベター・コール・ソウル』などの作品で有名な方だ。
爽やかでキュートな雰囲気の方も魅力的だなと思う一方で、喜劇の経験を積んだ役者さん(例えばチャップリン、ジム・キャリー、藤田まこと、いかりや長介、泉ピン子etc.)の飄々とした演技や凄みのある演技、哀愁の漂う演技等その存在感の大きさに感服する。
最近は、「ジェームス・マッギル」改め「ソウル・グッドマン」役で有名なボブ・オデンカークさんに引き込まれている。苦学して弁護士になりながらも道を踏み外し、でも憎めない青年らしい役柄を見事に演じていた。まるで志村けんさんがシリアスに取り組んでいても面白いみたいな感じに見えた。かと思えば、『ファーゴ』という作品ではとにかくやる気のないおじさん警察署長「ビル・オズワルド」になりきっている。
コメディショーも続けていたり、発想が豊かで良い意味でいたずら心のある俳優さんという感じがする。来年放送予定のベター・コール・ソウルシーズン6が楽しみだ。