コロナ元年にADHD息子が小学1年生になった親子の世界①
こんにちはあちゃもです。昨年のコロナ緊急事態宣言から1年以上が過ぎ、現在はまん延防止措置が各地でとられる中当時を振り返ってみました。
*私は当時正社員リモートワークと通勤を交えた勤務体制です
入学式の翌日から学校休校
3月31日まで保育園へ登園した息子。翌日の4月1日からは学童保育所へ登所し入学式後の放課後は学童へ通う・・・これがスタンダードな移行モデルですよね。
4月1日から入学式までは同じでしたが、入学式の翌日から休校のため学童保育所へ登所しました(緊急事態宣言下でしたが登所可能に体制を整えてくれた学童でした)保育園の延長のような遊びを重視した学童のため息子も比較的安定して先生に甘えながら過ごせていたようです。
しかし当面宣言解除の見通しがない中4月半ばから学校が「緊急受け入れ」という保護者の就業などで家庭での見守りが難しい場合の受け入れ体制を整え、学校と学童の両輪の活動が始まりました。
入学式後初めて学校に一人で行った
学童保育所からは「学校の緊急受け入れの後に登所」と通知があり、入学式後初めての学校が「緊急受け入れ」という何をするのか先生はだれなのか全くわからない状況でした。
指定の時間に登校、お弁当や飲み物、学習用具などを持参しました。学校は密にならない配慮をしながら理科室や教室で児童は自主学習をしていたようです(先生がどの程度付き添っていたのかは分かりませんが、授業ではないので見守り程度だったと思います)
友達もいない、初めての学校、何をして良いのかもわからない・・・息子には過酷な環境に放り込んでしまったことを今も深く後悔しています。
救いだったのは緊急受け入れはお昼のお弁当までで、午後は慣れた学童保育所で思い切り遊んで過ごしていたことで息子の「落ち着く場所」が確保できていました。
学校からの電話が多くなってくる日々
息子も私も慣れない環境でもがいている中、学校からの着信が日に日に増えていきます。その内容は「お友達とトラブルになる」「机に座っていられない」「待てない」「職員室や校長室で個別に見守っている」
学校側からすると私に対して以下の不信感が募っていったと感じました。
✔ 慣れない新1年生を緊急受け入れに毎日行かせる
✔ 子供へのフォローを家庭で十分にしていない
✔ 学校の受け入れが大変な事実を改めない(休ませるなど)
息子は入学前にも発達障害として就学相談をしていました。その経緯も承知の上で受け入れ対応と思っていましたが就学相談の引継ぎがなされていない事が後に判明します。
ひどくなる状況
学校が再開されるまで、息子の状況は改善どころかひどくなっていき学校ではいつも職員室で過ごしていたようです(この個別対応は学校に非常に感謝しています)
6月の学校再開でここがスタートと考え、担任の先生もいるし軌道に乗るだろうと思っていました。どちらかといえば、学校にほぼ毎日行っていたので他の子より慣れているから楽勝だろうと。
しかしまさか夏休み前までに、さらに学校からの電話が増え夏休み後に「個別級への転籍」を示唆されるとは想像していませんでした。
私自身が4月の時点で職場に事情を伝え、ヘルプを求めなかった事が失敗だったと思います。慣れないリモートワークと社会情勢の変化による業績の不透明感から社内の雰囲気は暗黒期で、個別の事情を話して優遇してもらう心情になれず、結果息子へすべてのしわ寄せがいってしまいました。
学校再開後の続きはまた別記事で公開します。
最後までお読みいただきありがとうございました。