MS井戸端会議 テーマ「ジョゼと虎と魚たち(アニメ劇場版)」
あるところに、2機のMS(モビルスーツ)がいました。
2機ともアニメが大好きです。
そんな2機が、今日もアニメの話しで盛り上がっているようです。
・・・・・
アッガイ 「ジョゼと虎と魚たち観た?」
陸戦型ガンダム(以下:陸ガン) 「んー知らんけど、田辺聖子原作の2020年12月25日に上映したアニメ映画?2003年に実写化されたやつ?」
アッガイ 「アニメ版。ていうか、知ってるじゃん」
陸ガン 「ちなみに、俺はジョゼ派。でも図書館で働いてる花菜さんもいいよね~」
アッガイ 「いや、まだ何も聞いてないんだけど・・・」
陸ガン 「でもさ~、舞みたいな女子はちょっとなぁ~って感じ」
アッガイ 「はい?今なんとおっしゃいました?」
陸ガン 「いやね、舞ってさ~、自分勝手で好きになれないんだよね~」
アッガイ 「あ、あ、・・・
陸ガン 「ん?どしたのアッガイ?」
アッガイ 「ああああああああああああああーーーーー!」
陸ガン 「え!?ちょ、何?何?何?」
アッガイ 「イイ女なんで!舞はイイ女なんで!」
陸ガン 「急にキレるとか怖っ!つーか、二回も言うほどイイ女か!?」
アッガイ 「言葉の上っ面だけを受け取らないで頂きたい!」
陸ガン 「でもさ~、ジョゼに対して「同情ですから!」って言うシーン、ヒドくない?」
アッガイ 「もっと登場人物の心情とか背景を感じて!」
陸ガン 「舞は・・・・・、納豆好きそうだな」
アッガイ 「登場人物の深掘りが雑っ!?」
陸ガン 「しょうがないじゃん、だって俺ジョゼ派だし~」
アッガイ 「好きなキャラ視点で観ることを非難するわけじゃないけど、視野を拡げて観るともっと作品を楽しめると思うんだよ」
陸ガン 「これでも3回視たよ」
アッガイ 「ジョゼが可愛かったからでしょ?」
陸ガン 「おお!見事に俺の背景を感じてくれたようだな!」
アッガイ 「いや、顔に書いてある・・・」
陸ガン 「んじゃさ、ジョゼ派の俺に舞の背景ってヤツを教えてくれよ。イイ女なんやろ?教えてみ。ほれ、ほれ」
アッガイ 「(うわぁ腹立つぅ、メガ粒子砲で頭部ぶち抜いてやりたい・・・)君はさっき、舞は自分勝手だって言っただろ?」
陸ガン 「Yes We Can」
アッガイ 「(それ意味わかってないよね!?まぁいいや、無視しよ)で恋してる時は相手に振り向いて欲しいって自分中心な考えになりがちだけど、舞は恒雄を中心に考えて行動してたと思うんだよ」
陸ガン 「恒雄の中心で愛を叫ぶ」
アッガイ 「色々違うから」
陸ガン 「まぁ、恒雄を大事に想ってたのは分かるけど、それにしたってジョゼにした発言は納得できん!謝罪を要求す!」
アッガイ 「なんだか毒親みたいな発言してるけど・・・。まぁ、取りあえず聞いて。多分、舞も始めはあんなこと言うつもりはなくて、けどジョゼの反応を見たときに、恒雄との関係が依存になってると感じて、このままじゃ駄目だと思ったから、二人を引き離すような発言をしたんじゃない?」
陸ガン 「キュピーンと感じたんだな。舞はニュータイプやな」
アッガイ 「女の勘ってヤツだね」
陸ガン 「なにそれ、女心分かってますみたいな発言」
アッガイ 「・・・・・」
陸ガン 「なにそれ、女心分かってますみたいな発・・・
アッガイ 「五月蝿い!分かんないよ!」
陸ガン 「まぁ、お婆ちゃんが亡くなって、そんな状態で二人がくっついたら依存した関係になってた可能性はあるわな~」
アッガイ 「その後、恒雄が事故にあって落ち込んで、ジョゼじゃないと立ち直らせることが出来ないと思って、ジョゼに発破をかけるシーンは健気で好きです。はい」
陸ガン 「なるほど。恒雄の為に行動してるから、ジョゼの背中を押せたんやな」
アッガイ 「舞、イイ女でしょ?」
陸ガン 「つっても、ジョゼほどの好感度ではない」
アッガイ 「ジョゼの好感度高いな。なんで?」
陸ガン 「方言女子よくない?」
アッガイ 「・・・舞は感情が高ぶると方言になる。隠れ方言女子だよ」
陸ガン 「な、なん・・・だと・・・、そういえば確かに関西弁喋ってた・・・」
アッガイ 「・・・本当に3回観たの?」
陸ガン 「ちょ、今からBlu-ray観てくるわ!」
アッガイ 「お供します」
上映中・・・
・・・自宅上映会終了
陸ガン 「はぁぁぁぁぁ~萌えぇ~、舞ちゃん萌えぇ~」
アッガイ 「気持ち悪っ!」
陸ガン 「なにあれ、まじ最高なんですけど!告ってるシーンとかたまんないね!」
アッガイ 「そのシーン、いままでどう思って観てたの?」
陸ガン 「いや、ジョゼ派だから「この泥棒猫が!」って思ってた」
アッガイ 「え、えぇ~・・・・・」
陸ガン 「自分からジョゼの背中押しといて泣いちゃってるとか、全力で可愛いな!その後の「私、イイ女なんで!」って言う所とかまじ萌え死ぬわ!あぁ~舞ちゃん好きぃ~」
アッガイ 「あ、えーっと、うん、良かったね・・・」
陸ガン 「これが視野が拡がるということか!」
アッガイ 「舞の魅力に気付いてくれて嬉しいよ。こんなにテンション上げてくるとは予想外だったけど・・・」
陸ガン 「ところでさ、アッガイの思う舞の魅力はどこよ?」
アッガイ 「黒髪ショート」
陸ガン 「へ?」
アッガイ 「いやね、黒髪好きでさ、ショート萌えなんだよね~」
陸ガン 「こんだけ話してきて、お前!外見かよ!」
To Be Continued…
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