水温 100℃ の 静寂
水温 100℃ の静寂
鋳物のマキストーブの
上にのせたヤカン
素材はステンレス
ゆっくり ゆっくり
上がる 水の 温度
80℃を越えてもシーン
90度を過ぎても 動かず
100℃になっても この静寂
沸騰する直前の温度でも
目と音で確認出来ない
穏やかなこのお湯の佇まい
沸騰するまで
ブクブクと泡の出ない
水蒸気の出ずらい?
水分子が動きにくい?
気化しにくい?
沸かし方
鋳物ストーブから出る
遠赤外線効果なのか
水の分子に急な刺激を与えない
ゆっくり加熱が良いのか
お茶を入れる時
ボコボコと沸騰したお湯だと
すぐにポットの底に
沈んでしまう茶葉達も
静寂なお湯の中に入ると
浮かんで踊り出す 茶葉たち
我が家では
美味しい紅茶を入れるのに
大事な条件の一つ
鋳物マキストーブの上の
水温度 100度の 静寂
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