今まで、何をnoteに書いてたんだっけ。
慣れない走り方で、短距離走を全速力でダッシュしたせいなのか、今まで長距離走で、どうやって足を動かしていたのか思い出せない、というような事態に陥っている。
創作大賞用に今までやったことのない形式の文章を書いてみたためか、今までどうやってnoteを書いていたのか、何を書きたいのか、思い出せなくなっている。
日々起きる出来事に、色々と感じることはあり、アウトプットはしたいのに、どうやっていいのかわからないのだ。しみったれた愚痴ならいくらでも書けそうだが。
毎日投稿も心がけていたのは、日常に起きることをどう切り取って、どう表現するか、の鍛錬のつもりで、いかようにも言葉にしてみせる、という気概もあったのに、その情熱も少々失せている。
今、こんな自分に戸惑っている。
昨日、数日ぶりに記事を投稿してみたが、なんかどうやってもウェットな着地点になるのが自分的にいただけない。下駄の話を書いたので、「下駄を履かせる」みたいな、ちょっとしたダジャレつきのオチでも用意したかったのに、アイディア浮かばず、叶わない。ふざけたいのに、ふざけられない。
一方、他の方が書くnoteを読みながら、
「なるほど…この方は、ずっとこのテーマで書いているな。ぶれないなぁ」とか、
「どうやって、この長距離走を走るための仕込みをしているんだろう」など、今までの純粋に記事を楽しむ以外の、別の感じ方をしていたりもする。
ちょっと目だけが冴えて眠れない、糸の切れたタコみたいな状態だが、このゆるんだ時期もまた、せっかくなので堪能したい。
なんの必要にも迫られていない中で、自分が選ぶものは、きっと今の自分が本当に欲してるものだろう。
ちょっと怖い本や漫画を読んだり、映画を観たりして、背筋を凍らせながら、この酷暑を乗り切りたい。そうしているうちに、きっとまた調子を取り戻すはずだ。