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「ガールズちゃんねる」ではマイノリティだけど。

今日は、頭から離れないryuchellのことを書くつもりなので、精神的に辛い方は、読まないでいただければと思います。

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2ちゃんねるの女性版みたいな匿名掲示板「ガールズちゃんねる」をご存知だろうか。

実はnoteに出会う前、育児だけの毎日に鬱々としていた頃は毎日のように見ていた。

「私以外の人は、この報道や事件について、どう思うんだろう?」が気になって仕方なくて。
(ふざけたトピックもあるのだが)

今思えば、「自分の意見」ってものがあまりなかったし、あっても自信がなかったような気がする。

最近は、noteを読んだり書いたり、他にもやることがあって、見る機会は減っていた。

だけど、昨日久しぶりに見た。

ryuchellの報道にショックを受けて。
何がどう違えば、亡くならないで済んだのか。
悔しくて、もったいなくて。

原因など、もちろん私にはわからないが、pecoちゃんと離婚してから、キツイ書き込みがあるのは知っていた。

だから、それを書いた人たちは今何を思う?と、責めるような気持ちで見た。

見なきゃ良かった。やっぱり心ないコメントが多く目について。

私は特にryuchellのファンというわけではない。

なんだけど、数年前、ある雑貨屋さんで、ryuchellにそっくりな店員さんから、素晴らしいサービスを受けて、それから勝手にryuchellにも好感を抱いて応援していた(超単純)。

買おうとしていた商品を会計している際、欠陥があったようで、ryuchell似の店員さんが、

「お客様、申し訳ございません。こちらに破損が見つかりましたので、すぐに別の商品をご用意いたします」
と深々とお辞儀をしたかと思ったら、マイクで、別のスタッフに素早く連絡し、新しい商品を用意してくれた。

よく見なきゃわからなかった破損だった上
、一連の流れがとても丁寧かつスムーズで、さらにあまり表情を変えない様子に、やたらと感動してしまった。

「店員として当たり前のことをやっている」という雰囲気に感激したんだと思う。見た目が派手なのに、というギャップにもやられた。

会計に並んだときは、私は「あの人、りゅうちぇるにクリソツや!男かな、女じゃないよね…?」とジロジロ見たことをとても恥じた。

そして、「男だろうが女だろうが、人間として素晴らしいんだったら、なんでもいいよな…!」という言葉が脳内に響き渡り、いつまでも温かい気持ちになれたし、私の恥ずかしい色眼鏡を取ってくれた店員さんへの感謝から、時々思い出していた。

…だからなのか、よくわからないけれど、
昨年の離婚後のバッシングが、どうにも気になって仕方なかった。
ryuchellのことを勝手だ、無責任だとはどうしても思えなかった。
本人がどれだけ苦悩したかなんて、到底想像できないのに。

一度、我慢ならなくてコメントしたら、すごいマイナスの数がついた。

アプリ版は、自分のコメント履歴が残る

…それに比べて、noteは、なんて優しくて、人の痛みに寄り添える人が多いんだろうと思う。
あえて何も口にしない人も多いように感じる。

匿名掲示板なんてなくなって、noteのような優しい人たちしかいない媒体だけ残ればいいのに。

ちょっと変わった考え方、表現、生き方。
それに対して、面白いね!と言える人たちが多くて、マイノリティという考え方すらないんじゃないかと思う。

みんなバラバラ。
だけど尊重できる。
いつも誰かが誰かを応援してる。

そんな世界が、noteの中ではもう叶っているのに。

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長橋 知子
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