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1年前より育児が大変な気がする話。
昨年末、小2の長男が学童を退所した。
やめた理由は、先生たちのコロナ対策が厳しすぎるからということで、だんだんと行きたくない、ということが増えていった。
学校では、苦しかったら教室内でもマスクを外して良い、とゆるい感じになっていたのだが(学校からの公言ではなく、あくまで担任の先生の判断ベース)、
学童では、鼻がマスクから出ていたらきつく言われる、消毒消毒、とうるさく言われると半べそで訴えてきたのだった。
もともと、長男が学童に行きたいと小1の夏休み前に言い出し、それならと弾かれたように仕事を探し始め、下の子たちの保育園の手続きも進めたという経緯がある。
ただ、長男は家で大人しく本を読んだり、路線図の模写をしたりすることが多く、仕事に支障も出なさそうだったので、学童やめてもいいんだよ、とずっと言ってきたのだった(月額5000円をケチりたかったのもある)。
友達とオセロをしたり、けん玉検定というイベントでランクアップを目指したり、なかなか充実した放課後ライフだったようだが、つらいなら我慢してとは言えなかった。
でも私が外に働きに行ってたら、やはり心配で、『2年生の間は通ってや』と言っていたかもしれない。
在宅で働けるメリットを、長男のこの学童退所の件でも感じていたのだけど…。
長男は2年前からそろばんを習っていて、1年くらい前から、行きだけは1人で行って、お迎えだけ私が行く、というようなことをしていたのだけど、最近は行きもついてきてほしいと言うようになった。
自転車で10分ほどの距離で、長男お迎えの前後に下の子たちのお迎えもあるので、行きだけでも1人で行ってくれたら私は仕事を中断しないで済むので、困ったなぁと思っていた。
とはいえ、不安症の私は、嫌がる長男を1人で行かせて、もしものことがあったらと恐怖にも駆られ、結局子の言う通りにするのだった。
それに加えて、最近の次男の登園拒否。
また、末っ子長女が元気なのに37.9ある、みたいな理由でこども園をお休みするとき、社長に連絡すると、
『了解しました!お子さんのそばについていてあげてください^ ^』
といつも言ってくれてめちゃくちゃありがたいのだが、そうは言っても代わりがおらず、今日中に自分がやらなきゃ、ということも多い。
その場合、集中して仕事ができないので、YouTubeを見せることが増え、ほっといたら何時間でも観ていることに逆に恐怖を感じてしまうように。
みるのそろそろやめようか、というと、怒って暴れて泣き喚く…
便利な道具に頼り過ぎるとあとあと痛い目に遭うのでは、という私の強迫観念。自分でも何をしてるんだろうと思う。
子どもたちは成長しているはずなのに、去年よりも子育てがしんどいと感じる。
仕事と子育ての両立、以前に、子どもと向き合う余裕をなくしている気が…。
先週、こども園のお迎えに、よそのおじいちゃんやおばあちゃんが来ているのを見て、なんだか泣きたくなった。
頼れる親が近くに居なくても大丈夫、と心が元気なときは思うのだけど、弱っているときは、自分に無いものを嘆きたくなる。
考えてみたら、2022年度、比較的、心身ともに好調だった。好調過ぎたのかもしれない。
できないことができるようになったり、仕事で認められたりすることが嬉しくて、日中に終わらなかった仕事は夜中にやって、そんな日が続いても、まだまだ頑張れた。
夢中だったんだろうな。夢中なことは、疲れ知らずで突き進める。一方で、その間に、子どもたちとの大事な何かを失ったりしてなかっただろうか。
今、仕事がうまくいかなくなってることをきっかけに、インフルエンザまで発症し、自分の生活全般を見直してみたら、もう少し気持ちが追い込まれない働き方がしたいと思っている。
何気ない出来事でも、いちいち反応し、心を揺すぶられてしまうHSS型HSEの人が、子育てと仕事を両立するには、どんなマインドを持っていたらいいんだろう?みんな、どうやって乗り越えているんだろう?
仕事を辞めるのが一番楽だろうが、『収入がないことで自分の価値がないように感じる』特徴があると、時田ひさ子さんの本で以前読み、全くその通りで、無収入には戻りたくないのだった。
なんて、扱いづらくてわがままなヤツなんだろう。
年を取るにつれて、頑固でわがままになっていく私の母親を見てウンザリした気持ちになることが増えたけど、私も変わらないかもしれないな。
子どもたちも、成長とともに主張が増えていくのは当たり前か。感じる心が育っているんだ。
それを大変と思うか、よしよし、順調に育っているなと捉えられるかは、私のコンディション次第だなんて、すごいプレッシャー。
それでも、一人一人、一つ一つ、向き合いたいなと、理想だけは一丁前な私であった。
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