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2022年の振り返り〜他人軸から自分軸へ〜
去年の今頃、「自分軸思考」に切り替えていくぞ!と意気込んだものの、
年明けに、失敗しました、とご報告。笑
私はこれまでの人生、自信のなさから「周りの期待に応えることで、必要とされたり賞賛されたりしたい」という思いが強かった。
それにより、自分が心底望んでやっていることの割合が少なかったように思う。
まさに他人軸思考。
サービス精神が強く、人を喜ばせたい性格が長所と思っていることも、逆にタチが悪い。
自分を喜ばせることなんて意識したことがなかった。
そんな不器用な人生を歩んできた40手前の私だが、この1年間で、なかなかいい感じで自分軸思考へ転向してきた気がしている。
今年1年、意識してきたことや、その結果としての変化を書いてみたい。
意識してきたこと
やりたいことだけやる
やりたくないことはやらない
という、シンプルでありながらワガママ感満載な決意。
にもかかわらず、これで意外と人生がうまく回るようだと気づいた。
例①対外的なタスク
やりたいことのなかで、社会的な責任も伴うもの…私の場合は、仕事、PTA役員、自治会役員などがそれに該当するが、
「自分の持っているものを活かしたい」
「経験値アップに繋げたい」
この2つがそろえば、自信につながるだろうと考えて、全て自分のために始めた。
やりたくてやっていることなので、忙しさが重なったり、体調を崩したりしても、「どうやったらやりきれるか」だけを考えていたので、気持ちがつらくなることはなかった。
また、PTAのメンバーから、「あの人仕事しないよね、ずるい」という愚痴を聞かされたとき、その仕事をしていない人の経験値が上がらない&仲間からの信頼を得られないという結果は、もったいないよね、とは思うが、ずるいとは思わなかった。
これは自分軸思考に切り替えられた証ではないかと思った。「あの人ずるい」というネガティブな感情を抱くことはしんどいので、ずるいと思わなくなっている自分に感謝すらした。
誰のことも否定する気はないが、仕事をしない人をずるいと責める人は、自分が好きでやっているわけじゃないからなのかな、と思う。
(そういう人に限って立候補だったりするのだが)
仕事については、長くなるので、別の投稿で書くとして…。
社会的な活動において、自分のために、自分がやりたいことをやることで、ポジティブな感情や経験値、良好なコミュニティを手に入れるというメリットを感じている。
例②家庭内のタスク
家庭内での役割はどうかというと、ていねいな暮らしに憧れてはいるものの、残念ながら家事・育児は可能な限り怠けたい私。
しかし、結婚して子を産んだ以上、義務があるので最低限やるっきゃない、まぁこれだったらやれる、と思っているのは、
食事の支度(食いしん坊だから苦ではない)
ドラム式洗濯機のボタンを押す(笑)
収納を整えるための工夫(巣作りの本能なのか不得意ながら楽しい)
掃除機をかける(部屋が綺麗になるのは気持ち良い)
子たちの相手、喧嘩の仲裁(最もダルい仕事)
なのだが、これ以上はしんどいからやりたくない。
そんな私の不足を補うように、しかし、自己犠牲の精神はあまりない夫が「そこまで苦ではない」と言って、帰りが遅くても積極的にやってくれるのが、
食事の後片付け
トイレ・風呂掃除
子どもの歯の仕上げ磨き
洗濯物を畳む
朝のゴミ出し
で、なんとか家庭生活が回っている。
ただし、畳んだ服を引き出しにしまうのは夫も苦手のようで、私がやることも多い。畳んだ人がその勢いでしまってくれよとイラつきながらも、私が結構サボっている自覚もあるので、夫がやりたくないなら仕方ない、受け入れようと思える。
子どもにやってもらうことも増えてきて、これは良いことかもしれない。
自分がこれ以上できないなら、無理せず早めに周りにSOSを出すことが大事だと思う。今までは自分でなんとかしなきゃと抱え込みやすかった。
それでも問題が発生すれば、歩み寄ったり、別の方法を考えたりして、家庭内での協力体制もうまいこと構築されていくことを感じた。
例③最重要課題!人間関係
自分軸思考に切り替えるのに一番エネルギーがいるのは、人との関わりかと思う。
今までの生活で特にストレスとなっていた元を分析し、具体的に下記の5つを意識した。
気の進まない誘い、お願いは受け入れない(関わってモヤモヤ、イライラする人は友達じゃないと判断し、フェードアウト)
繋がっていたいと思えない人へは、たとえ覚えていてもお誕生日メッセージを送らない(その分好きな人のことを考える)
この人きっとこう言って欲しいんだろうな、に基づく相手目線のリップサービスをやめる(SNSのコメントやLINE返信なども含む。望まない人からの依存を防ぐ)
特に夫に対し、言いたいことをその都度我慢しないで言う(我慢したら爆発させてしまうから)
義父に対する「良い嫁キャンペーン」をやめる(きっとこうしてほしいはず・こうあるべき、をやめたら楽になったし、そもそも求められてもいなかった)
上記のことを、今までの習慣でついやってしまうときもあったが、心に引っかかりを感じたら、やめようと意識した。
若干の葛藤が残る場合も正直まだあるが、以前よりも余計なことでくよくよ悩まなくなった。
それにより、モチベーションが下がるということも減り、必要なことに時間を割いたり、注力できるようになった。
そうなると落ち込む暇もなくなり、常にモチベーションが安定し、やりたいことに挑戦しやすくなり、夢中になり、落ち込む暇がなく、という好循環が生まれてくる。
こうなった最初のきっかけは、私の場合は、専業主婦を卒業し、やってみたかった仕事に挑戦し、趣味のようなやりがいのある仕事に出会えことが大きい。
「自分の好きなこと」「自分の活かし方」が以前よりはっきり分かってきたことで、多くの人から必要とされたり賞賛されたりすることをそれほど欲さなくなってきたから。
もしや、これが自信ってやつか…?
自分の可能性に誰より自分が期待していれば、こんなにも自分自身に集中できるんだなと驚く。
だけど、時には誰かに会いたい。
どんなに忙しくても会いたい人には連絡して、お互い時間を作って会う。
そうまでして会いたい人が自分に本当に必要な人であり、その人からも会いたいと思ってもらえることが幸せだと感じる。
まとめ
常に、自分が望んでいることか、納得しているか、楽しんでいるかを念頭に置きながら過ごすことが、自分軸思考へと舵を切る方法だと痛感している。
それにより見つけた楽しみ、生きがいは自信へと繋がり、またその自信が、自分軸思考で走り続けるエンジンにもなる。
2023年も、さらに自分軸の精度を上げて、自分を喜ばせ続ける1年にしたい。(あ、コロナ後遺症のやる気のなさ、治ってる!)
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