GIG WORK(ギグワーク)
はじめまして、けいと申します。
今回は、著書長倉顕太さんの「GIG WORK 組織に殺されずに死ぬまで 「時間」も「お金」も自由になるずるい働き方」について、学んだこと・感じたことを書いていこうと思います。
まず、著者の長倉顕太さんについて簡単に紹介します。
1973年東京都で生まれ、大学卒業後フリーターを経て、28歳の時に出版社の編集者として働いています。編集者歴10年で1000万部超えなどベストセラーを連発した天才編集者です。
現在は独立をし、主にコンテンツのプロデュースやマーケティング、コンサルタントなどの事業をホノルル、東京、大阪、福岡などを拠点に活動を行っています。
さて、本編ですが本書籍で長倉さんが主張しているのは、「GIG WORK」という言葉です。
本のタイトルにもある「GIG WORK」新しい時代の生き方について実体験を踏まえて書かれいます。
なので、今回はなぜ「GIG WORK」が必要のか、そして「GIG WORK」の働き方をするにはどうすればいいのかについて解説していきたいと思います。
GIG WORKの働き方とは
本書では、「GIG WORK」の働き方を以下のように定義しています。
「資本家でもない、労働者でもない生き方」
今の日本社会は、年金ももらえない終身雇用制度もなくなる中で、死ぬまで働くこと、何をして働くかが重要であるとしています。
ひと昔前では、社会のコンテンツや情報などはある程度力のある企業(テレビ局や、新聞、書籍など)が天下であり、一個人の力で社会へ情報を発信することが難しい世の中であった。
しかし、今はGAFAをはじめとするあらゆるIT技術の進化により一個人の発信でも大きな影響を持つことができるようになった。いわゆる「インフルエンサー」と呼ばれる人たちだ。
彼らは、InstagramやFacebookで一言発言するだけで何万何千人という人に影響を与えている。こうした影響力がある人に、企業やベンチャーは広告を依頼し、彼らがそれを発言することで新しいもの・サービスが飛ぶように売れているのだ。消費者は、インフルエンサーが宣伝したもの=価値があるものとして認識し、特に何も考えず物を買ったりする。それが本当に価値があるものではないとしても、そこは問題とは思わない。あの人が持ってるものを欲しいという感情は、物の価値ではなくコンテンツ(インフルエンサー)のものを持っている自分というところに価値を見出しているからだ。だから、革新的なものを生み出す必要もないし、今ある製品を紹介するだけで爆発的な売り上げと広告費用を稼ぐのだ。今の時代、こうしたコンテンツ(自分の価値や影響力)を武器にすることで人生を自由に生きてくことができるのだ。
こうしたことを聞くと、私は有名人じゃないとか発言しても反応してくれないなどと思うかもしれない。だが、今の社会一個人で情報を発信するプラットホームは数多く存在し、Youtubeなどで一般人がバスってインフルエンサーの仲間入りすることもよくあるのだ。
つまり、何が言いたいかというと10年前までの社会のような一般人は会社で働いて終身雇用で守られて、家庭を持って子供にも安定のために大企業を目指すように教育するような流れが大きく変わってきている。今後は、価値ある人間、影響力ある人間になることが必要なのである。
では、このような人間になるにはどうすればいいのだろうか。
それについては、次の章で紹介をする。
ここで覚えてほしいことは、コンテンツを持つことの大切さと、今の社会の現状についてだ。
「GIG WORK」で働くには
次に、具体的な「GIG WORK」による働くための方法について解説をしてく。
まず自己の現状の能力、価値を見極めることが重要である。例えば、イケメンもナンパ方法を不細工な自分が試してもうまくいくことはない。つまり人それぞれに能力や価値は異なるので同じことをしてもかならずうまくいくことはないのだ。そのためまずは自分も価値を把握することが大切でありそのうえでコンテンツを持つ方法を模索すべきである。
その方法として、大きく4つの要素がある。それは、「お金」「能力」「時間」「人脈」の4つである。個人一人ひとり違うのであくまで参考程度に見てほしい。
「お金」
お金は、本質的にコンテンツには必要ないものだ。もちろん最低限の生活をするお金は必要であるが、自己投資に使えるお金があれば問題ない。自己投資をし、コンテンツを持てれば自然に増えるものだ。
「能力」
能力も、遺伝子による影響が大きく生まれたときにある程度決まってしまっている。例えば、身長などは遺伝子による影響が高く低身長の人はバスケットボール選手になるのは難しいといわれるとイメージできると思う。最近の研究でIQは、身長以上に遺伝情報の影響があるといわれている。だから、自分の能力以上を求めても達成することは難しい。そのため、現状の自分の能力や価値について知っておくことが重要である。
では、能力を知るにはどうすればいいのだろうか?
それは、客観的な意見を求めるということだ。自己の評価などあてにはならない。自分ができると思っても周りから見ればできていないことも多いし自己の評価が低くても周りからは評価されていることは往々にしてあるものだ。そのため、現状を把握するために自分のことを周りに聞いてみること、評価を素直に受け入れることが大切である。
「時間」
時間は、上記で上げてきたものに比べみんな1日24時間は平等である。つまり、時間のみ自己投資にどれだけ使うことができるかが重要になってくるのだ。友人に誘われた時や、会社の飲み会など自己投資につながる時間かを考え必要でないならそれは行くべきではないのだ。仕事もおなじで、拘束時間が長いやりたくない仕事はただ時間を使うだけで自己の成長にはつながらない。時間はあればあるだけ自己投資に使うことができる、若いうちはありがたみを感じにくいが年をとればとるほど時間の価値は高くなっていくのだ。
なので、お金で時間を買えるのであれば積極的に買い、自己投資に時間を使うことが重要である。
「人脈」
人脈は、この4つの中で一番重要である。時間は人脈を増やすために使うべきだし、能力を見極めるのにも人脈は必要不可欠である。人脈は、自己投資を行う上で次のステップへ引っ張ってくれる人、メンターとの出会いなど自分一人では到底できないことを可能にしてくれるものだ。知らない分野の人や、新しい価値観を持った人などコミュニケーションを行うだけで自分の中の視野は広がる。視野が広がることで、自己の価値や世界が見えてくる。
人脈をどれだけ築けるかで、コンテンツとしての自分の価値も変わってくるため、時間を最大限につかって広げる努力をしよう。
最後に、
本書籍では、自己のコンテンツを持つことを示しており、それには自己投資が必要不可欠だと述べている。
今の社会は、自由に生きろややりたいことで生きていくなどの風潮が大きいが、この本を読んでいる時点でやりたいことも自由でもないことは明らかだ。なので、そうした一般人は自己投資による選択を増やすことこそが最も大切だと思う。
なぜなら、やりたいことはなくても選択肢があることでいろいろなところや意外な場所で自己のコンテンツを持つことができるかもしれないからだ。
上記でも述べたように、コンテンツの価値は他人が決めるので、自分でいくら価値があると思っても無駄なのである。
だから、時間を最大限に使い人脈を広げ選択肢を増やすことで自己のコンテンツを持つことができこの世の中をある意味自由に生きていけるのではと思う。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
一人でも、この記事を読んで行動していただければ幸いです。
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