中二病日記 その04
美しい夜空が世界を彩る。
ベランダに出て、しばらくその世界の変容を眺めていたい。
この世界は美しく尊いが、現代の若者は堕落している。
日頃のスマホ過剰使用により、ドーパミン中毒となって、物事に対するやる気が起きないのだ。勿論、これには個人差があるし、全員が堕落している、と言うつもりもない。
そんな中、僕はこの現状を好機と捉える。
多くの若者がやる気を失いだらだらと生活を送っているのであれば、僕はその闇から這い上がり、再び希望に満ちた世界へと降臨できるのだ。
今日もまた、筋トレに力を入れた。
腹筋&腕立て伏せ&スクワット50回。
倒立腕立て伏せもしたので腕がパンパンだ。
明日には100回を目標にし、ワンパンマンを目指す。
さて、世界へ勢力を広げるため、僕が今、最も時間と労力を注いでいること。
それは小説の執筆だ。
ラノベの公募を調べてみたが、興味深いものばかり。それぞれのレーベルが求めている作品のイメージや、受賞傾向を調べ、自分の作品にオリジナリティと流行りを加えれば、受賞する確率はグッと上がるはずだ。
こういう公募においても、実は本気で受賞を狙っている人はそんなにいない。
なんとなくで応募していたり、受賞したら嬉しいなぐらいの気持ちで応募していたり……絶対に、何がなんでも受賞してやる!という気持ちで原稿を送った作家は何人いるだろうか。
まあ、世界とはそういうものだ。
何か本気で頑張ろうと思えたのなら、案外ライバルは少ない。それはこの世界の法則であり、面白いところである。
当然ながら、血の滲むような努力は必要だ。
大前提として努力があるわけだが、努力の癖がついている人間にとって、努力というのは趣味であり、最高の興奮剤だ。
別に共感してくれる必要はないが、なんかこの日記面白いぜ、って思ってくれた君、「すき」をよろしく頼む。
気軽にコメントもくれると嬉しいものだ。
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