中二病日記 その02
児童書を書こう
今年度、僕は小説家になるという誓いを立てた。
この聖なる誓いを破るわけにはいかない。早速計画を立て、実行しなくてはならないと思った。
現在連載している『勇者学園の西園寺オスカー』はともかく、新作も書いていくべきだろう。
そこで、新たな作品に着手する。
それが、児童書。
どうして、児童書なのか。それは単にライバルが少ないということに加え、アルファポリスという小説投稿サイトで児童書大賞のお知らせが届いたからである。
世界を制したいと思うのなら、まずアレクサンドロス大王の偉人伝を読む。
それと同様に、何かで賞を取りたいのであれば、過去の受賞作を調べなくてはならない。
受賞の傾向や、作品の未来について考えることほど、大切なことはないのだ。
よって僕は、過去の児童書大賞を調べた。そして、受賞作はほとんどが書籍化進行しているそうだ。つまり、この児童書大賞で受賞すれば、小説家デビューへの着実な架け橋へとなってくれるに違いない。
ようやく、世界が動き出す。
昨年の応募は826作品。
これは少ない。ああ、少ない。
他の公募に比べて、遥かに少なく、9作品が受賞していることを考えよう。倍率は100倍よりも低い。
さらに深く考えよう、その応募作品の中で、これは明らかに児童書向きではない、プロットがまとまっていない、話が短すぎるor長すぎる、まったく面白くない……それらの作品を抜いて考えれば、倍率はまたグッと下がる。
美味しい。
僕が全世界へと勢力を拡大するのも時間の問題なのかもしれない。
現時点での計画では、ジャンルを変えて2作品でエントリーするつもりだ。
ひとつは探偵もので、もうひとつはファンタジー。
これまでそれなりに多くの作品を書いてきた。その経験を活かし、誰が読んでも面白い作品を作ろうではないか。無論、小学生中学生がメインだが。
僕の力量を疑う諸君のために、ひとつ、自信作『勇者学園の西園寺オスカー』のリンクを貼っておく。ぜひ読んでくれたまえ。
2024年6月16日 エース皇命
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