徒長枝の管理
暴れている木には肥料をあげない事よりも
まずは太さに対する枝量をつけてみる
ただ花芽の着く枝を作る為に
牽制枝として背中からの枝も大いに使う
一回は太るんだけど
他の枝の牽制になるので
結果的には落ち着いてくる理屈だ
徒長する枝はとくかく花芽がつきにくい
下垂していてもだ
だから夏季剪定をする
葉面積は減るけど
これをタイミングよくすると
乱徒長しにくくなる
先ほど書いたように
太さに対する枝量も必要だけど
それでも短く止まる
施工時期は
6月からお盆まで
これを過ぎて9月に剪定すると
冬に剪定した時と同じ様に影響する
だからやるなら早いうちだワイカの摘心して
手前に花芽をつける原理と似てるのかな
乱徒長した枝
または骨格となる枝の年次付近や
伸びてる枝を中心に
二芽とかで切ったりする
二次伸長もしたりするけど
問題はない
使わない間引く徒長枝と
使っていく詰める徒長枝を
見分けて鋏をいれる
手間なんだけどさ
空間がきつきつの園地では
とてもいいと思う
今後そう言った技法を丸葉に
やりたくないし手間だから
今頑張るって事だ
強い木には弱い枝を
弱い木には強い枝を
だから弱い木の場合は
もう乱れてる枝なんか出てきたら
さらに乱れて欲しいから
その枝が長い期間維持できて
今後強くなる様に切る
師匠の切り方を見て
なんでこんな乱れてんの残すのかなと
思ってさ
わぁの木の剪定には残さないのに
自分の木には残すわけ
時間がたって
もしかしてそういう事だったのかなって
不意に気付いてしまう時って
なんか嬉しいよね。