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WRAPの話でもしよう!起源編。
WRAP。元々WRAPという名前はありませんでした。ある自助グループがそれではという意味でつけました。そのグループのリーダー格だった。
メアリー・エレン・コープランドさんが起源と言われています。
コープランドさんは躁うつ病だったといわれています。
彼女は何という薬を使われていたのかは不明ですが(個人情報ため)リチウムイオン毒性のため向精神薬が使えなくなってしまいました。精神疾患にかかりながら、自分らしく元気に行動していたり、リカバリーしている人達を見て、何か工夫や知恵があるのではないかと疑問に思われたそうです。
そして彼女は具体的にな行動に出ます。
新聞の投書欄を活用したアンケート調査から125の回答をえて、リカバリーに共通している5つのことと、また、それとは別で、5つの共通する工夫・知恵を発見されたのです。
以上が起源のお話と言われていますが、その後、研究が進み、今では、連邦政府(米国)SAMHSA(薬物乱用・精神衛生サービス局)のおすみつきをいただき、科学的エビデンスがある行為と認められ、さらに世界中で認められ、使われているようになっています。こと、日本ではまだまだで、精神医療を補完する行為にとどまっています。さて、今後のWRAPがどうなるのかが楽しみではあります。さぁーいよいよWRAPのお話にスモールステップで参りましょうか!?