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マフォクシー1on1参加メモ

10/11に行われた仲間大会。
マフォクシー1匹固定のシングルバトルでテラスタルなどの禁止事項はない。

戦績は12-8でレート1553の21位。
普段こういうルールに臨むときは考察してから型を決めるが、今回は使ってみたい型があったので、それを試す目的で参加した。


■使った個体

実数値:181-×-96-154-144-125
努力値:244-0-28-44-188-4
テラスタル:ほのお
持ち物:こうこうのしっぽ
技構成:ブラストバーン、トリック、アンコール、わるだくみ

・A121マフォクシーの鉢巻きテラスギガインパクト耐え(12/16)
・C166マフォクシーの拘り眼鏡テラスシャドーボール耐え(14/16)
・残り特攻(D120マフォクシーに対してテラスブラストバーンのダメージが73-86)

◯やりたかったこと

後攻の尻尾トリック+アンコール。
スカーフトリック対策の新たな戦術を試す。

まず1on1ルールのスカーフトリックは非常に強力な戦術の一つ。相手の初手が変化技ならそのまま技固定で勝ち、攻撃技でもテラスタルを駆使して耐性を作って受ければPP切れに持ち込んで勝てる。
そんなわけで、トリックが使える1on1ルールでは必ず対抗策を持たせるようにしている。

これまで「1.拘り眼鏡」「2.守る+トリック」「3.初手アンコール」などを実際に試していたが、1は相手のテラスタルへの柔軟性のなさ、2は初手の積み技、3は拘り持ち、と少し課題を抱えていた。
そこで後攻の尻尾トリック+アンコールなのだが、これは2,3が抱える課題を同時に解決できる。

ということで、この戦術で何か課題になりそうな相手がいるか確認してみたいというのが今回の目的である。

◯基本的な戦い方

初手はテラスタルせずにトリック。
相手が使った技が変化技や弱い攻撃技ならアンコールしてほぼ勝ち。それなりにダメージのある攻撃技の場合は相手のテラスタルや猛火の発動状況を見て考える。
テラスタルしないはゴースト・悪のテラバーストで猛火圏内まで削ってもらいたい、トリックを打ち合った後にエスパー技を連打されるのを避ける目的。

炎テラスブラストバーンのダメージは以下。
相手がテラスタルして炎耐性を失うか悪巧み1回積めれば無振りは乱数1発(75%)。そこに猛火が重なればHP振りは確定1発。
つまり、悪巧みと猛火の両方があれば半減でもHP振りを確定1発にできる。

耐久・火力とも乱数による部分が大きいのが気になるが、勝ちきる型を作ることを目標にしていないので、ひとまず妥協とした。

◯想定していた仮想敵

●拘り鉢巻き
陽気ギガインパクトを12/16で耐える。
ノーマルテラスで相手の炎耐性がなくなり猛火が発動してるので、2回ブラストバーンをはずさなければ勝ち。

初手でギガインパクトがはずれる、意地っ張り火力、弱点テラバーストだった場合は負け濃厚。

●拘り眼鏡
臆病弱点テラバーストを14/16で耐える。
水・岩など相手に炎耐性があっても猛火+拘り眼鏡の火力が出るので相手が耐久やや振り程度ならテラスブラストバーンで勝ち。

控えめ破壊光線は10/16耐え。控えめテラバーストら50%弱の乱数でしか耐えないので負け寄り。
テラスマッドショット・泥かけは相手がC振りなら猛火発動ラインには入るので、一応勝てる見込みはあるつもり。

●拘りスカーフ
初手はトリックを打ち合って2ターン目にアンコール。ここから相手は3ターントリック固定になるが、その間に悪巧みを2回積んで初手の状態に戻ることができるのでテラスブラストバーンで勝てる。

2ターン目が攻撃技だったときに水・岩・地面のテラバーストだと負け。それ以外は猛火発動か悪巧みを狙って勝つことはできるはず。

●瞑想・悪巧み・封印
トリックからアンコールして勝ち。
瞑想を積まれるとブラストバーン何発かで倒すのとになるが、アンコール→ブラストバーン→反動で再び安全にアンコールを決められるし、トリックでメンタルハーブや食べ残しを奪えているので回避される心配もない。

封印型はテラスタルをせず炎・エスパーへの耐性を残しながらテラバースト・シャドーボールなどを封じてくるタイプが多いと思ったので、ブラストバーンが封印される心配はあまりなさそう。

●ニトロチャージ・マッドショット
トリックからアンコールして勝ち。
マッドショットは3発耐えるので、トリック→アンコール→悪巧み→ブラストバーンで勝てる。

●突撃チョッキ
トリックするとブラストバーンしか打てなくなるので基本的にはほぼ負け。

トリック・悪巧み・瞑想に強い動きができる型として仮想敵としては想定していたが、今回の目的の関係から対策は諦めた。

●初手身代わり
負け。仕方がないが採用する理由もあまりない。

■負け試合

・2戦目。1戦目からの再戦でネタが割れていたので負け
・3戦目。テラス眼鏡泥かけ。猛火眼鏡ブラストバーンで勝てる余地はあるが、そもそもトリックがはずれて負け。
・4戦目。初手守る+アンコール。トリックをアンコールされ続けて負け。
・6戦目。テラス鉢巻きギガインパクト。耐えずに負け。75%耐えなのだが、この後鉢巻きは3回当たって3回勝ってるので期待値通りではある。
・8戦目。後攻の尻尾ミラー。すべて素早さ負けしていたのかトリックをアンコールされ続けて負け。
・14戦目。スカーフトリック。2ターン目に悪テラバに切り替えてきたので、3ターン目にテラスで攻撃を耐えてブラストバーンで勝ちだったが、はずして負け。
・16戦目。初手守る+アンコール。トリックをアンコールされ続けて負け。
・17戦目。突撃チョッキ。トリックした後にブラストバーンを打つしかなく、何度か攻撃されて負け。

■感想

初手守る+アンコールの型に2回負けた。これは先述の想定にはいなかったが、正確に言うと「自分が選びたい型ではないが環境にいないことはない型」だと思っていて、こういうのがどれくらいいるかは見極めたかった。
アンコールがあるルールでは一定数存在することにはなりそうなので、今後尻尾トリック型を考えるときにも厄介にはなってくるだろう。

それ以外は一応想定していた型で、突撃チョッキ以外は運が良ければ勝てる見込みがあるところで想定通りだった。
強いて言えば、直前に防御を2・素早さを1削って特攻に配分し直したのが悪く響いた可能性がある。これが元のままなら鉢巻きギガインパクトを耐えたり尻尾ミラーで同速に持ち込める余地があったかもなので、悔やまれる。
(この辺りは数が少ないと思って汎用的である火力の優先にしてしまった)

■おまけ:突撃チョッキ型

実数値:164-132-109-107-121-125
努力値:108-244-148-0-4-4
テラスタル:みず
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:フレアドライブ、ニトロチャージ、かみなりパンチ、テラバースト

・A121テラス拘り鉢巻きギガインパクト耐え
・C166 ランク+2サイコショック耐え
・C184等倍一致テラバースト2発耐え
・攻撃高め
・残り素早さ

後攻の尻尾トリックの仮想敵として書いていたように結構環境に刺さる型になっていそうである。

初手は水テラスしてテラバースト。
鉢巻きや眼鏡に対しては攻撃を耐えてからだが、テラバーストが等倍になってもニトロチャージ→フレアドライブとして倒せる。
水テラバーストを半減してくる水タイプ用に雷パンチを持たせているが、ドラゴンタイプは負け。

スカーフトリックに対してニトロチャージで拘ると結局打ち負けてしまうので初手をテラバーストにしているが、ニトロチャージから入ってくる物理ミラーが少ししんどいか。
攻撃が過剰な気もするので、それを削って防御なり素早さなりに回す工夫ができればより良い型になるだろうか。


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