10数年ぶりに”東映太秦映画村”へ｜小学校時代の思い出を探る
◇小学校の修学旅行での思い出
10数年ぶりに東映太秦映画村を訪れてみた。映画や時代劇を観てきた今ならもっと楽しめるのではないか、と思ったからだ。
前に行ったのは、小学校の修学旅行での事だ。まずは、当時の思い出を振り返ってみる。
・歴代戦隊が並んでいる中で『タイムレンジャー』の説明に興味が湧いて、旅行から帰ってからOPを聴いて衝撃を受けた
・時代劇のセットにあった生首に近寄ると光りながら「ギャー！」と叫ぶ仕掛けがあって怖かった
○当時のテレビCM
ちなみに、これは2010年4月18日放送された『ポケモン☆サンデー』の録画に残っていたCM。
そういえば前述のスーパー戦隊や仮面ライダーの展示のあるパディオス2階には、テレビ画面で『仮面ライダーW』の塗り絵ができるコーナーがあった。友達が『仮面ライダーW』を全部黒で塗りつぶして、のちに仮面ライダージョーカーが登場した時は驚いたのだった。
◇現在の映画村を回る
映画村を訪れたこの日は、9月から始まった『仮面ライダーガッチャード』の撮影が行われており、特に親子連れやライダーファンの見学客が多かった。
一般の方が映ったりドラマ撮影の邪魔になったりしないように写真も控えていたので、今回は昔の映画村のポストカードを代わりのイメージとして挿入する。
①東映映画の歴史を見る
映画村には出入口が二つあるが、撮影所口から入場した。テレビの旅番組などで見かける東映京都撮影所の入口を間近に見られて感動した。（外観の写真撮影は出来なかった）
撮影所口から映画村に向かう途中には、往年の東映スターたちが使用した小道具が展示されていた。
右）片岡千恵蔵『赤穂浪士』
右）松平健『暴れん坊将軍』
映画文化館では、1階に美空ひばり記念館、2階では著名な映画人の展示があった。
②中村座
中村座では、『シノビノオキテ』『ちゃんばら辻指南』の二種類のショーが行われていた。ここでの撮影やSNS投稿はOKとの事だったので、『ちゃんばら辻指南』の模様を記録した。
○ちゃんばら辻指南
『ちゃんばら辻指南』は、東映俳優部の役者さんによる実演と一般のお客さんの体験コーナーという二部構成。特に一般のお客さんと司会進行の掛け合いが笑えて、今回の映画村の旅では一番面白かった。
【出演者】
大脇あかね（沖田総司役）
松永吉訓（岡田以蔵役）
田村将之（土佐浪士役）
井上剛（土佐浪士・司会進行役）
ショーに出演されていた井上剛さんと一緒に記念撮影して頂いた。後で知ったが、NHKで放送された『スローな武士にしてくれ』にも出演されていて、ぜひお話を伺ってみたかった。
◇おまけ『暴れん坊将軍』の映画村ロケ？
以前から調査している、林伸憲監督と『暴れん坊将軍』撮影現場を映したと思われる写真の中に映画村ロケもあった。背景に「映画村」の文字や施設の案内阪が見られる。
自分が昔に行った頃は忍者や時代劇の比率が高かった記憶があるが、現在はアニメや変身ヒーローが多くなっており、子供向けなイメージが強く感じた。
今回の旅は、小学校時代の思い出を振り返る目的があったが、リニューアルしていたとは知らず苦い結果に終わった。出来る事なら、もう一度今の記憶のまま小学校の修学旅行で映画村に行ってみたい。