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Webサーバープラグインについて理解したい~Oracle Http Server(OHS)~
※ この記事は書籍「OracleWebLogicServer構築運用ガイド11g」の内容を自分なりに解釈して記述したものです。
概要
WebLogicサーバーとクライアントの間にWebサーバーを配置する構成では、WebLogicサーバーへの負荷分散を行う方法の一つとしてWebサーバープラグインがあります。
Webサーバープラグインの役割
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Webサーバープラグインは、クライアントからのリクエストをWebサーバーから単体または複数のWebLogicサーバーへ転送します。この転送にはHTTPだけでなく、HTTPSも利用可能です。
HTTPS転送の使用例
基本的に、HTTPSによる転送はあまり使用されません。理由は以下の通りです。
HTTPに比べて処理が重くなる
転送先のWebLogicサーバーにも大きな負荷がかかる
SSLのサポート
双方向SSLはサポートされていませんが、クライアント証明書を要求してそれをWebLogicサーバーに渡す一方向SSLはサポートされています。
Oracle HTTP Serverについて
Oracle HTTP Server(OHS)は、Apache HTTP Serverをベースにした製品で、基本的なApacheモジュールと独自の追加モジュールを含みます。OHSは「mod_wl_ohs」という追加モジュールによって、Webサーバープラグインと同等の機能を提供します。
Webサーバープラグインの有効化手順
ノードマネージャと管理サーバーを起動します。
管理コンソール画面(http://[IP]:[PORT]/console/)を開きます。
「WebLogicプラグインの有効化:はい、いいえ、inherit(継承)」から「はい」を選択します。
保存して変更をアクティブ化します。
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これで、Webサーバープラグインの有効化が完了です。