思惑がバレバレのお買い物
一人暮らしの人間はスーパーに行って、
ご飯を作らなければならない。
実家に住んでいる時はだらだらしていたら、
毎日同じぐらいの時間に
お母さんが作る夜ご飯を食べることができた。
今考えると訳がわからない。
前日の残り物おかずが出てくる日もあったけれど、
ほぼ毎日、360日ぐらい料理を作ってくれていたと思う。
ご飯作るのめんどくさいなって日も当然あっただろうに。
私なんて最近は毎日めんどくさい。
ゆでたまご5個、きゅうり3本、ピーマン3つ、人参2本を
一日のどこかのタイミングでかじるというルーティンで
毎日を乗り切っている。
学校で飼ってる動物にあげる野菜たちを食べとけば、
なんとかなるだろうという思案である。
健康のためではなく、
美味しいという理由で納豆も爆買いして常備している。
そんな毎日同じような物を食べている私だが、
不意に特定の料理を食べたいという思いが湧き出てくる。
今、私はゴーヤチャンプルーが食べたい。
「ゴーヤチャンプルー」
ゴーヤ(ゴーヤは沖縄の方言で、和名ではゴーヤレイシというらしいです。)
と豚肉と豆腐と卵を炒めた、
シンプルながら白米ととてつもなく合う沖縄料理。
私はそれが食べたい。
ただ、私の普段の生活のせいで少し問題が生じる。
家から徒歩圏内のドラッグストアにいつも行くのだが、
常備食は大量に買い込んでおり、
冷蔵庫にパンパンに詰まっているため、
ゴーヤ、豚肉、豆腐の3つのみを買うことになる。
これはめちゃめちゃ恥ずかしい。
「あ〜この人、ゴーヤチャンプルー作るんだろうな」
「すごく食べたいのかな」と思われてしまう。
私自身、
お客さんが持ってきた食材で何の料理を作るのか、
考えながら、レジのアルバイトをしているので、
自分がその立場になるとすごく恥ずかしい。
玉ねぎなら、カレーや肉じゃがやら何にでも使われるし、
そんなに気になることもない。
ただ、ゴーヤとなると、
こいつゴーヤチャンプルー作るんだろうな
という考えからは逃げられない。
ツナ缶とゴーヤを和えるような料理もあるけれど、
たぶんそんな料理はゴーヤ農家がゴーヤチャンプルーを
食べすぎて生まれた苦肉の策でしかない。
結局のところ、
ゴーヤチャンプルーがみんな一番食べたい。
何書いているか分からなくなってきたので、
そろそろ締めようと思う。
買い物メモ
・ゴーヤ
・豚肉
・豆腐