見出し画像

オリジナルドレスを作るって、どういうこと

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

今日もお疲れ様です

アカンプリッシュ デザインワークス広報部と申します。



花嫁様ご自身のためのオリジナルドレスをお作りするアトリエや会社さまはたくさんありますが、

ドレスショップやウエディングビジネス等でオリジナルブランド(デザイン)を始めたいという方向けのソーイングファクトリーというのは、なかなか情報がでてきません。


検索すると、(ウエディングドレス縫えます!)もしくは(ウエディングドレスも作ったことがあります)というアトリエ、工房、縫製工場はでてくるのですが、実際、HPなどで、(これまでの実績画像)などを見てみるとパーティドレスや、発表会の衣裳のようなウエディングドレスや、母親世代の方が着ていたような、ひと昔前のデザインのウエディングドレスが掲載されている、なんてことが珍しくありません。



かくいう、わたしたちも、まだ、このアトリエを持たない時代に、自社ブランドを立ち上げる際に、協力してくれる工場を探した経験があります。

本当に、本当に、本当に苦労しました。


ネットで見つけて、問い合わせをして、いざ、サンプルを依頼すると

「ウエディングドレスを作ったことがあります」
この表現が意図することが、おわかりになりますか?
という担当者だったり、パタンナーの方が対応してくださり、

イメージするデザインを説明して、いざトワルやサンプルが上がってくると

え?え?え?

それは、こちらがイメージしたウエディングドレスではなく


?広島焼き風お好み焼き?

?イタリア風ピザ?


みたいな、

ウエディングドレス風ウエディングドレス

が完成されていました。

思っていたのと違うと、目の前が真っ暗ににり、愕然としつつも、修正を依頼すると、料金だけが跳ね上がり結果的に全然改善されていない。

それどころか、

「そこまでを要求されたら、うちでは対応できません」

と言われて、結局お断りされてしまうことも、一度や二度ではありませんでした。


今、自社ファクトリーができて、思うことはやはり、ウエディングドレスをつくっている工場にしかないウエディングドレスのHOW TO というのはあるということです。

ウエディングドレスをつくるところに依頼するのが最短


餅屋は餅屋といいますが、ウエディングドレスを作りたいのであれば
やはり、ウエディングドレスを作るところに依頼するのが最短です。



それから、量産の問題があります。



ウエディングドレスの小ロットはいくつからなのか



通常の縫製工場では、ミニマムロット(生産請負最低枚数)というのが存在します。


ウエディングドレスのロットについては、なかなか厄介な問題があります。


通常のレディースの洋服などと違い、ドレスの生産は、製作工程も多く、
また、ドレスを縫い上げるにも場所の確保が必要で、その上、取り扱う生地もインポートの高価なレースだったり、シルクのサテンだったりと、なにかと最新の注意を払わないとならないものが多く、他の作業の横で、並行して作業するということが厳しいのです。


その上、上述したような背景もあり、ウエディングドレスのミニマムロットは、対象外(設定がない)なことがほとんどです。



HPに小ロットの数が20着〜と掲載されていても
ドレスの20着を受注したら、他のお客様の仕事が対応できなくなってしまい、20着の対応ができないからです。


なので、対応してもらえたとしても、サンプル上げまでということになり、
全てのドレスがサンプル扱い(サンプル価格)となると、
想定している上代に対してとんでもない、原価構造になり、そもそも現実的じゃない世界なのです!!

わたしたちのファクトリーでは、小ロットはいくつなのか



では、accomplish Design Worksでは、どうなっているか、
気になりますよね?

わたしたちでは、基本的なミニマムを6着と設定しています。

インポートの生地、ビーディング、レースの使用があるか、無いかでも
このロットの数字は増減しますが、基本的には6着としています。


アパレル縫製工場で、小ロット対応しているとされているところでも
ミニマムロットが6着というのは、見たことがありません。
(少なくとも、わたしは、ということでご理解ください)


当然、ドレスの単価がアパレルの価格に比べて、高額なので、
6着といってもトータルすると、大きな金額になります。

大きな衣裳室さまや、何店舗もショップのある会社さまであれば、
その数字のハードルは、そんなに高くありません。

ウエディングドレスのサイズ設定が、ヌード寸となり、また
レンタル事業となるので、1着では接客対応ができないので

7号×2
9号×2
11号×2

としただけで、6着をクリアします。

ただ、はじめてオーダーを考えてる個人経営の会社様にとっては
6着というのは大きな大きな数字であり、大きな大きな金額となります。

だからこそ、回り道をせず、最短で夢を叶えていただきたいと
思っています。


















いいなと思ったら応援しよう!