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踊りは鬼門かリトマス紙か

この人いいかもなーって思ってたのに、サーッと冷める時ってあります。

なんでそのくらいでって理由だったり。

馬が合わない、生理的に無理、魂が嫌がっている

全身を使って「こいつはやめとけー!」と言っているんでしょうか。



sanngoさんは✖️で冷めたそうで、楽しく読ませていただきました。

真新しい濃紺のジャケットの後ろスリットに白いしつけ糸でバッテンが付いていた。

ああ、私が「濃紺のジャケットが似合う男が好き」って言ったからだ。
瞬時に訪れるかもしれない気持ちが去っていった。

ヒュルルルル〜

「しつけ糸付いてるよ」
言うべきか言わないべきか迷ったけど結局、言えなかった。その日、一日中彼は裾に白いバッテンを付けたまま街を歩いていた(笑)

人が恋するかもしれないって思っていたのに冷める瞬間って絶対にあると思う。

sanngoさん記事より

私は✖️で冷めないかもしれないけど、何気ないことでヒュルルルル〜ってありますよね。しかしこの彼はその後何十年もずっと、sanngoさんのことが大好きだそう。どんだけ魅力的な女なの〜!

残念ながら私にその部分はないんですけど、冷める時ってあったなーと思い出したのでちょっと書いてみようかと。

**

ある人に誘われて2人でどこか(覚えていない)に行きました。夜になり、お気に入りの店があるんだけどいく?と誘われました。でも、好き嫌いがあるかもしれないから‥と。「なになに〜何の店〜」と聞くと、フィフティーズの生バンドのお店だと。

その頃、遊びでバンドなんかもしていた私は「えー行く行く〜!」とちょっと興味津々。フィフティーズは聞いたことないけど、「へーいいじゃーん」位に思っていた気がする。私のリアクションがよくて、彼も気をよくしていたのかもしれない。普段は無口でおとなしい彼が

「たまに一緒に踊ったりするんだ」と嬉しそうに。

「おどる、、?おど、、おど、、へっへえーー」

私はここで、サーーッと冷めてしまった。

ゴメンネ、踊るのは悪くないよ、キャラのギャップだったのかもしれない。
この時彼が踊ったのかも覚えていない。でも、引いてしまった事だけは鮮明に覚えている。


昔付き合っていた別の彼も、踊りがタコ踊りだとの噂を聞き、決して踊りだけは見たくないと思っていた。ところが沖縄旅行に行った時に彼がどうしてもディスコ(時代笑)に行きたいと言い張った。渋々ついて行ったけど、なぜかその後喧嘩に。

どうも踊りは鬼門らしい。


ここでひとつ疑問が湧いた。夫はよく踊るし上手いわけじゃない。でも私はそれを、キャハキャハ大笑いしながら見ている。

「もう一回やって〜」と動画にとって、何度も大笑いしている。
(誰も喜ばないのに娘たちにも送りつける)


何で平気なんだろう?


そしてあることに気がついた。


最初の2人の踊りは、自分が気持ちいい自己陶酔している踊り

夫は、全力で私を笑かそうとする踊り

つまり、求愛ダンスだったのだ!


鳥が羽を広げたり、どこかの部族の踊りのような、必死に私にアピールしている踊り。


そっかーなるほどねー
これに気づいた自分に酔いながら、もう一つ気づいた。

私は愛するより、愛されたいのかあ


親から愛されている実感がなかったからね、夫の求愛ダンスが気持ちよくってしょうがないのかもしれない。


「わらわの愛が欲しくば、もっとおどれーい、おどってみせてみろ!」


結構やなやつだな(汗)



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