生きるということの狂気
IQ5
最近、人間関係でしんどい思いをすることが多い。ほとんどが僕の撒いた種である以上仕方のない話ではある。
人は誰しも、例えば経済状況だとか、家庭事情だとか、外的な環境を問わず、固有の悩みを抱えて生きている。貧困者には貧困者の、石油王には石油王の悩みがある。そこに優劣の差はない。その痛みは本人にとっては切実なものだからだ。一方で、貧困者にとって石油王の悩みなどお遊戯にしか見えないと言うのも理解できる。何故なら、僕は僕以外の何者でもないからだ。僕は僕のことしか分からない。