![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34266469/rectangle_large_type_2_47b4dbc25680198e0001b457d39ad63d.png?width=1200)
こぼれ話: 隠れたヘルプマーク
こんにちは。れんなです。
今回は、訳あってマークの部分が見えない隠れヘルプマークについてお話していこうと思います。
「目に見えない病気だから」…
ヘルプマークが必要な状況の方でも、表立って付けることに抵抗のある方がいらっしゃるそうです。
ヘルプマーク付けたよ、と昨夜ビデオ通話で見せてくれました。
— 犬犬犬🐕🐕🐕 (@inuinuinu1020) September 10, 2020
でも、ぱっと見健康に問題なさそうな自分が表立って付けることには抵抗がある…との事で、もしも倒れた時に、事故やてんかんの事がが分かるように、バッグを開けたすぐ目につくところに着けるそうです。
遂にヘルプマークデビューしてみた。
— 零ray (@managiku3103) September 30, 2019
見かけはわからない病気だし。
ずーっと抵抗あった。私が付けていいのかなぁって今でも思うけれど。付ける勇気も必要なのかなぁって。
私が病気になって人生変わって
その私と出会って人生が変わった人を最近はよく見る。
進路決まったりボランティアしだしたり。 pic.twitter.com/6Zfxca6h7H
調べてみたところ、見た目には分からない病気の方が「自分は健康にみられるから、ヘルプマークを付けてていいのだろうか…?」と悩むことは、少なくないようです。
そのため、ヘルプマークを必要としていて付けている方でも、つい隠してしまうということがあるそうです。
危害を加えられないため
悲しいことに、ヘルプマークをつけていることで危害に遭うことも少なくないようです。
「見せびらかしたい」と思われて非難
上の記事は、ヘルプマークを付けて親戚の墓参りに行ったところ、親戚に睨まれ「障害があるってこんな所でも見せたいの?」と言われた方の話です。
もちろんそんなことはなく、必要だから付けているに決まっています。
しかし、ヘルプマークの理解がまだまだ広まっていないため、謂れのない偏見も残っているようです。
ヘルプマークを見られるとだいたい「病気を見せびらかしてる」という風に思われるようなのでできるだけ隠すようにしている…けど何のためのヘルプマークだ…
— くやくりゅ (@yumenoR1tal1n) July 1, 2017
私も 普段は隠すように付けてます。
— ひで (@UKISS_soohi) May 21, 2019
この方と 同じ様な事があったからです。
だから 本当に辛い時や困った時にしか 出しません。
それでも 今までに 席を譲ってくれた方は 二人しかいません。
ヘルプマークの 正しい理解を 知って欲しいですね
。 https://t.co/3P5XCd3Tao
狙われる危険性
腹立たしいことに、ヘルプマークを付けている方にあえて攻撃を仕掛けてくる人もいるようです…。
骨がアレでヘルプマーク付けてるけど、ぶつかりおじさんやキャッチの標的になる率が格段に上がったからもう何年もタクシー以外では移動してない。マタニティマークも狙われるっていうよね…🤬
— リカ🐙🔞 (@0mushr00m) June 3, 2019
息子の為にヘルプマークをいただいてきたんだけど…ヘルプマークは基本見えるところにつける物だし、いざという時の為の情報が悪用される可能性を考えたらどうしようかと思ってシールに書く情報をどうしようか考えてる。
— りさ@痔主 (@masanori4568) July 16, 2020
今は学校の名札も隠すようにできてるしね pic.twitter.com/6hOKGH7VFt
「誰でもいいから殺したかった」と言っていた連続殺人犯が殺した人間の大多数が女子供だった
この話と同じような構造のことなのでしょうか。
とにかく、言語道断なのは言うまでもありません。
隠れたヘルプマークの見分け方
ヘルプマークのストラップ部分は、他では見ないような特殊な形をしています。
自身もヘルプマークを持っている私は、このストラップとこの色を見ただけで、ヘルプマークだと分かります。
ストラップ部分を他のものにしている方もいらっしゃいますが、大体の方はそのまま付けています。
ヘルプマークを付けた方を積極的に手助けしたいという方は、覚えておくと役に立つと思います。
「大切なものは目に見えない」、けど
「かんじんなことは、目には見えないんだよ」
『星の王子さま』の有名な一節ですが、これはヘルプマークを持っている方の苦しみにも似ていると思います。
「外見では分からない病気・障害を持っている方」 というのは、まさにヘルプマークの対象者です。
しかし、ヘルプマークを付けていると、その苦しみがほんの少しだけ見えるようになります。
それは、外聞や弱者攻撃よりも重大なものなのです。
人の苦しみを想像することは、決して容易いことではありません。
現に私は、フォロワーさんからの指摘を受けるまで、ヘルプマークを付ける後ろめたさなど想像したこともありませんでした。
だからこそせめて、目に見えるものだけでも正しく理解し、尊重するべきだと、私は思います。
いいなと思ったら応援しよう!
![Seo(セオ)@ヘルプマーク広め隊](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36820732/profile_a8f304dc7d909b8d9566bd9acc832171.png?width=600&crop=1:1,smart)