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カウンセリングのコツ①
お客様のイメージを美容師が汲み取って、デザインに落とし込む。
イメージを汲み取るところが『カウンセリング』と呼ばれています。
『カウンセリング』は1日に担当する指名の数が増えるほど洗練されて、効率が良くなっていきます。
(※私の場合は、まだ月に200名前後のレベルなので、それ以上の方は、さらにたくさんのお客様を抱えている美容師さんからアドバイスをもらってください)
【カウンセリングの3つの段階】
・プレカウンセリング
・オンカウンセリング
・アフターカラーカウンセリング
役割を明確に分けることで、イメージを汲み取り、ブレを少なくし、満足度を上げながら再来してもらう可能性を上げています。
まずは最初のプレカウンセリング!
プレ、つまり技術を始める前のカウンセリング。
ほとんどのまだ売れていない未熟な美容師は、これをカウンセリングと思い込みがちです。
プレカウンセリングでのコツは主に3つ
1、きちんとした挨拶
やはり、人対人のコミュニケーションの基本は、きちんとした挨拶。
笑顔が基本ですね!
ただ、私のスタンスは、より永い関係を継続していきたいので、無理な笑顔や過度な挨拶はしません。
自然に、誠意を持って接します。トークの際も同じです。
2、「今日はどんな感じにしたいかお決まりですか?」
挨拶をしたら、まず初めに、『お客様のなりたいイメージ』をお伺いします。
髪は触りません!すぐベタベタ触る美容師もいますが、他人の髪をいきなり触るのはどうかと思います。
あと、いきなり「具体的には聞かない」のがポイント!
例えば、カットとカラーでご来店の場合、
NG「今日はカットはどうしましょうか?」
これ、何がダメか、分かりますか?
もしかしたら、お客様はカラーの例えば根元が伸びてるのをとにかく直したくて、カットはついでかもしれません。
なのに、美容師側がカットの質問を始めにしてしまうことで、お客様はついカットの気になることについて考えてしまい、肝心のカラーのことが後回しに、、
結果、満足度が下がってしまいます。
ok「今日はどんな感じにしたいか、お決まりですか?」
このように聞くことで、
決まってるいれば具体的に、お客様からお話してくれますし、こちらはお客様の中で決まっていることをまずは聞けます!
決まっていなければ、腕の見せ所。
似合うスタイルをご提案できます。
なので、『どんなメニューでご来店しても、まずはふわっとお客様の中のイメージ、ファーストワードに注意して聞いてみましょう!
そしてまた【ポイント】
ふわっとした質問にすることで、『お客様が一番はじめに気になっている事』を聞くのが大切!
この、『一番初めの一言』が今回美容室に来た最大の目的であることが多いです。
なので、どんなことがあろうと、まずそこを解決して差し上げることを考えましょう。
続く