Thom Yorke Tour Everything@大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
歯医者にて歯石を全て取ってもらい、ランニングにて完全にアッパー。
約束の地を歌い、最高の気分で電車にride.モスバーガーが夕食で、モスバーガーとテリヤキチキンバーガー、フィッシュバーガー、モスシェイク(バニラ)で腹6分目のハングリーフィールを携えて、目指すわ、福島駅。
到着してiPhoneマップでunder neon loneliness.
高く聳えるグランキューブ大阪に到着。
俺めっちゃ後ろの方やん、デジタルチケットさんよぉ。
静かに荘厳に"the eraser"で始まる。既視感はあるが、生で聴いたのは初めて。シンセサイザーがレーザーのよう。
続く"let down"は青春の1曲。アコギ弾き語りでも’one daaaay'と祈るように歌う。集中して聴き入る。一言一言一音一音確かめるように聴く。“packt like sardines in a crushed tin box"は、ハードなデジタル音に包まれて、こう歌われる。「俺はまともな男だ。放っといてくれ。」オリジナルより力強いアレンジ。めっちゃエレクトリック。それが奏功している。
"fake plastic trees"クライマックスも淡々と歌い、バンドの不在を隠さない。こちらも穏やかな気分で聴く。
"I might be wrong"はエレキギターが本日唯一登場。パンキッシュな音世界。ドラム・マシーンの音とともに尖っている。
ここから、1曲を挟んでソロ曲の連打。ソロ曲こそ曲によって、色や雰囲気が違って最高だったんだが、初めて聴いた曲ばかりで、振り返って対象化できない。悪しからず。
"reckoner"は弾き語りなのに、展開がはっきりとしていて、力強い。ここまでで最高だなと思ってた。クライマックスを迎えるまでは。
新曲を跨いで“ideoteque"トムが分裂症のような箇所を、情熱の炎を注視するように歌う。ここからが俺の時間だった。だって続くのは”everything in its right place"だぜ。少しハミングしながら、手拍子の嵐のなか、俺は俺のリズムの受け取り方で、「俺の頭には2つの色がある。なんだったの?君が言おうとしたことって。」と噛み締めて聴く。本編ラストで今「すべてはあるべきところにある」最高潮。
アンコールは“all I need"で虹の世界へ溶けていき、“cymbal rush"でパーカッションとエレクトロニクスが畳み掛けられるのに圧倒される。その後のアコギの音で大興奮。"how to disappear completely"は心の奥の深い場所で、「俺はここにいない。これは現実じゃない。」というメッセージを受け取る。恐ろしくも美しい場所に俺はいた。終幕、「I'm here.you're here.we are here」と叫ぶ。意味を反転しても感情は一つだった。
落ち着いて観ていたところもあったけど、終わってみれば大興奮。夜の街に消えるよ。
徹夜しようかと思ったが、寝坊したけど、気分よく早出で働いてる。しばらくトムちんの音楽から抜けれないな。トム、ほんまにありがとう!