『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』美しくも残酷な物語
老人のように生まれ、若返っていく男を、ブラッド・ピットが名演。
メイクアップが凄くて、ピットの老いた姿や青年期の佇まいだけで、スクリーンを見入ってしまう。この映画の一番の魅力はそこだと思う。ブラッド・ピットここにありだ。
フィンチャーの作品にしては、彼の色は濃くないが、美しくも残酷な運命を見事に映像化している。
バイクに跨る若きピットの姿は、彼の長いキャリアでも、一際輝いている。夢を見ているような映画体験だった。
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